ドージコイン財団のディレクター、ティモシー・ステビングが新たなプロトコルテストを明らかにし、51%攻撃からネットワークを保護する取り組みを進めている。これにより、ドージコイン 今後の強気予測が再燃している。
Qubicによるモネロへの51%攻撃を受け、Proof of Work(PoW:プルーフ・オブ・ワーク)ネットワークに対する懸念が高まった。今回のテストは、ドージコインが将来的にPoWからProof of Stake(PoS:プルーフ・オブ・ステーク)へ移行する道を開く可能性を示している。
Some 4am reflections on my recent posts about PoS/PoW.
I am somewhat autistic, being a software nerd there's a high predilection for that I suppose. I'm pretty good at masking it because back when I was a kid we learned to operate as functional humans in a society, and didn't…
— Timothy Stebbing (@tjstebbing) August 23, 2025
ステビングが主導する「プロジェクト・サクラ」は、ドージコインのインフラを近代化し、スケーラビリティを改善する大胆な構想とされる。この試みが成功すれば、機関投資家の参入を促し、ドージコインが単なるミームコインから「グローバルな交換手段」へと進化する可能性がある。
同氏は「ドージコインの理念である『Do Only Good Everyday(日々善きことを為す)』を反映し、ビットコイン(BTC)のような価値保存手段とは異なる方向性を打ち出せる」と語った。一方で、一部のコミュニティメンバーからは従来のアーキテクチャから逸脱する動きだとして反発も出ている。
もしPoSへの移行が実現すれば、ステーキングが可能となり、モネロが直面したような51%攻撃からドージコインを保護する仕組みが構築される。
ドージコイン 今後の価格動向:170%上昇余地も
過去30日間でドージコインは約8%下落した。しかし同期間にボンク(BONK)は41%、SPX6900(SPX)は37%下落しており、相対的に下げ幅は小さい。
直近24時間の取引量は137%増加し、DOGEは0.24ドル(約35円)のレジスタンスに到達した。その後3日連続で下落したものの、日足チャートでは依然として上昇トレンドを維持している。次の重要なサポートは0.165ドル(約24円)であり、ここから反発すれば0.44ドル(約64円)まで上昇する可能性があり、170%近いリターンが期待できる。
10ドル(約1500円)の達成は現時点では非現実的だが、ドージコインの採用拡大や新たなパートナーシップ、暗号資産市場全体の好転次第では将来的に射程圏内に入るかもしれない。
新トークン「Maxi Doge(MAXI)」の台頭
一方で、新たなドージコイン派生プロジェクト「Maxi Doge(MAXI)」がすでに150万ドル(約2億2500万円)を調達し、注目を集めている。MAXIは筋肉隆々のドージをテーマにしたミームコインで、高いリスクと高いリターンを兼ね備えた投資先として話題を呼んでいる。
プレセールでは割引価格で購入でき、今後の取引所上場やコミュニティイベントに向けて準備が進んでいる。ミームとしての訴求力と急成長するファン層を背景に、今サイクルで大きな上昇を狙える可能性がある。
