リップル 今後:SEC承認後、ビットコインからXRPへの資金回転が期待される

XRPは週末に2.78ドル(約417円)で取引を終え、米国証券取引委員会(SEC)が6件のスポットETF(上場投資信託)申請に関する判断を控える10月に注目が集まっている。10月18日から25日までの期間が、XRPがビットコインやイーサリアムに続き、米国でスポットETFを持つ3番目の暗号資産となるかどうかを左右する可能性がある。

現在審査中の申請は、グレースケール(Grayscale)、21シェアーズ(21Shares)、ビットワイズ(Bitwise)、カナリー・キャピタル(Canary Capital)、コインシェアーズ(CoinShares)、ウィズダムツリー(WisdomTree)によるものだ。アナリストは、承認されれば新たな機関投資家の資金流入が見込まれ、特に既にスポットETFの恩恵を受けるビットコインからXRPへの資金回転が進むと指摘している。

XRPの現物取引(XRPR)は9月18日に開始されたが、幅広い承認は採用を加速させるだろう。市場はすでに前向きで、XRPは本日一時2.82ドル(約423円)を記録している。

デリバティブ市場で拡大する機関投資家の需要

ETFに加え、XRPはデリバティブ(金融派生商品)市場でも勢いを増している。CMEグループのデータによると、XRP先物の建玉は100億ドル(約1兆5,000億円)を突破し、今四半期で最も急速な成長を示した。さらに、CMEは10月13日にXRPおよびマイクロXRPオプションを上場し、より広範な投資家層に規制された投資手段を提供する予定だ。

また、リップル(Ripple)が米国通貨監督庁(OCC)に申請中の「全米銀行免許」が承認されれば、米国銀行システムへの直接アクセスが可能となり、大口投資家からの信頼感が一層高まる見通しである。

機関投資家の需要を支える主な要因は以下の通りである。

XRPのテクニカル分析:三角持ち合いの収束

テクニカル面では、XRPは7月以降下降トライアングルの中にあり、中立的な見通しが続いている。高値を切り下げつつ、2.70ドル(約405円)で下値が支えられている状況だ。50日移動平均線(2.96ドル=約444円)が上昇の上値を抑えており、上ヒゲの長いローソク足が売り圧力を示している。一方、100日移動平均線(2.61ドル=約392円)が短期的な下支えとなっている。

過去の下落局面では「三羽烏」と呼ばれる弱気の形が出現し、売り優勢を確認した。直近では上下に長いヒゲを持つ小さなローソク足が続き、方向感に欠けている。RSI(相対力指数)は40付近で推移しており、売られすぎ水準を回避しつつも明確な強気の兆候は見られない。

ブレイクアウトには、2.70ドルを割らずに高値を切り上げる動き、あるいは下支えでの包み足が必要となる。

トレードシナリオ

要するに、XRPは重要な岐路にある。10月のETF承認、CMEオプション上場、リップルの銀行免許申請といった材料が火種となる可能性はあるが、価格が三角持ち合いを抜け出すまでは反発が失速しやすく、売り優位が続く。3.00ドル突破は次の大きな上昇局面の始まりを示すシグナルとなり得る。

Bitcoin Hyper(HYPER)プレセール:ビットコインのセキュリティとソラナのスピードを融合

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ビットコインの強固なセキュリティとソラナの高性能フレームワークを組み合わせることで、シームレスなBTCブリッジやスケーラブルなdApp開発など、新しいユースケースを切り開くことができる。プロジェクトは信頼性と拡張性を重視し、コンサルト社による監査も実施済みで、投資家に基盤の確かさを示している。

勢いは急速に高まっており、プレセールはすでに1,840万ドル(約27億6,000万円)を突破している。現行ステージでのHYPERトークン価格は0.012985ドル(約1.95円)だが、プレセールが進むにつれて価格は上昇する予定だ。

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