トランプ氏が暗号資産取締部門を解体―次に高騰が期待される注目アルトコイン

DOJ（米国司法省）がNCET（国家暗号資産取締部門）の正式な解体を発表したことで、複数の注目アルトコインが高騰に向けて準備を整えている。

このNCETは2022年、暗号資産を悪用したマネーロンダリングやサイバー犯罪の防止を目的として設立された。しかし、なぜトランプ氏はこの機関を解体したのか。

NCETの背景とトランプ政権による解体の理由

2025年4月7日、DOJはNCETの廃止を正式に発表した。トッド・ブランチ司法副長官は、この決定について話した。

「司法省は暗号資産の規制機関ではない」と話した。トランプ政権下で、前政権が誤った戦略を司法省に押し付けたと述べた。

ブランチ氏によると、NCETは暗号資産プラットフォームを標的にしていた。取引所やウォレットは今後、利用者の行為で訴追されることはない。

「Coin Center」CEOのピーター・ヴァン・ヴァンケルバーグはXでこの決定を歓迎した。「司法省は犯罪者を訴追すべきで、プラットフォームではない」と書いた。

この動きは暗号資産業界にとって良いニュース。2025年初頭にSECが訴訟を取り下げたことが続いた。

XRPとCoinbaseに対する訴訟が注目された。CoinbaseのCEOはXで訴訟取り下げを発表した。

これらの動向は「訴追による規制」から転換を意味する。新政権の政策により、アルトコインが再び活発化する可能性がある。

以下に、2025年に注目すべきミーム系アルトコインを紹介する。

1. Solaxy（SOLX）―手数料削減と高速取引を実現するSolana次世代L2

Solaxy（SOLX）は、Solana（ソラナ）の問題を解決するためのLayer-2（レイヤー2）アップグレードです。

このアップグレードで、ネットワークの拡張性が向上します。チェーン全体の処理性能と手数料の削減が期待されます。

開発はまだ続いており、チームは定期的に進捗を報告しています。最近のアップデートでは、TPSの向上とセキュリティ強化に焦点を当てています。

現在、Solaxyは注目されるプレセールの一つです。累計調達額は2,950万ドルを超えました。1 SOLXの価格は0.001688ドルで、プレセールは続きます。

ステーキングによるAPYは138％です。参加者が増えるにつれて、利回りは下がります。現在の供給量は80億トークンです。

SOLXはSolanaのネットワーク機能を支えるユーティリティトークンです。ミーム性も持っており、長期保有に適しています。

2. BTC Bull Token（BTCBULL）―ビットコイン成長に連動する非公式ミームコイン

BTC Bull Token（BTCBULL）は、ミームコインです。ビットコインのエアドロップを提供します。

このプロジェクトの理念はビットコインが100万ドルを超えるという前提です。成長に伴い、15万ドルや20万ドルの節目でBTCが配布されます。

投資家はプレセールでBTCBULLを購入できます。長期保有でインセンティブを得ることができます。トークン価格も期待されます。

唯一の条件は「Best Wallet」にBTCBULLを保有することです。暗号資産を直接取引可能なウォレットです。

プレセールの調達額は450万ドルを超えました。現在の価格は1 BTCBULLあたり0.00245ドルです。ステーキングによるAPYは92％で、早期参加者には最大利回りが保証されます。

3. Story（IP）―知的財産をトークン化するLayer-1ブロックチェーン

Story（IP）は、知的財産（IP：Intellectual Property）をブロックチェーン上でトークン化し、市場で活用可能にするLayer-1（基盤レベル）のプロジェクトである。

本プロジェクトは、エージェント間で資産を転送可能とする「Agent TCP/IP（エージェントTCP/IP）」プロトコルを採用。無形資産である知的財産の移転を実現している。

また、「Proof-of-Creativity（創造性の証明）」プロトコルにより、ユーザーは自身のIPをプログラム可能なトークンとして登録でき、自動ロイヤルティ支払いやライセンス付与の自動化といった恩恵を受けることができる。

現在、IPトークンは4.26ドル（約640円）で取引されており、時価総額は11億ドル（約1,650億円）に達している。ローンチ以降326％以上の上昇を記録しており、一貫して価格が堅調に推移している。

CoinMarketCap（コインマーケットキャップ）でも注目トークンとして掲載されており、過去24時間の取引量は3％増加している。

暗号資産市場は強気相場に転換するのか？

何度も繰り返された問いかもしれないが、現状を踏まえると、市場は強気に転じる可能性が高いと考えられる。

NCETの解体は、取引所や一般的な暗号資産関連企業に対する規制圧力の緩和を意味しており、それは投資家の信頼回復につながる。信頼は、強気相場の最大の原動力である。

今後のニュースや市場チャートに注目しておくとよいだろう。好材料がさらに続く可能性がある。

ただし、これらのプロジェクトへの投資はあくまで自己責任で行うべきであり、本記事は投資助言を目的とするものではない。暗号資産市場への参入前には、必ず自身でのリサーチ（DYOR：Do Your Own Research）を行うことを推奨する。