ミームコイン市場の変動が再び拡大し、勢いのある銘柄へ資金が流入している。Fartcoin(FART)が過去24時間で24%の上昇を記録し、SPX6900やWIFにもテクニカル的な強気の兆しが見られ始めている。市場では取引量の回復や強気ダイバージェンスが確認されており、プレセールや低時価総額銘柄への資金循環が進む可能性が高い。
こうした動きは、ミームコイン市場における大幅な反発局面の前兆として、投資家からの注目を集めている。
Fartcoinが下降三角形を上抜けし24%急騰
Fartcoin(FART)は過去1日で24%上昇し、下降三角形(弱気継続パターン)を明確にブレイクした。このパターンが上昇に転じる背景には、取引量の増加が重なるケースが多く、今回も価格上昇とともに出来高が顕著に増えている。
同銘柄は過去のサポートライン付近で買い支えが強まっており、市場の調整局面だったにもかかわらず買い手が優勢となった。このサポートが今回の上昇の足掛かりとなり、強気ムードをさらに押し上げた形だ。
今後の重要なレジスタンスは約0.55ドル(約86円)付近に位置し、200EMAおよび200SMAの帯域と重なる。このラインを明確に突破できれば、さらなる上昇が視野に入り、勢いのある上昇トレンドに移行する可能性がある。
一方で、強気の勢いが弱まった場合、0.2ドル(約31円)付近までの下落によるサポート再テストも考えられる。同価格帯は過去にも買い圧力を生み出した水準であり、調整が入る場合の積み増しポイントとして機能する可能性が高い。
SPX6900とWIFに強気ダイバージェンス、資金循環が進行か
SPX6900(SPX)は、ここ数週間で最も強いテクニカル形状を形成しつつある。日足チャートでは価格が高値安値切り上げを維持し、RSIがダブルボトムを形成する強気ダイバージェンスが確認されている。
この動きに反応する形で価格は4日間で60%以上上昇し、移動平均線を相次いで上抜けている。次に注目される価格帯は1ドル(約157円)のレジスタンスであり、この突破が上昇トレンド継続の鍵となる。
一方、WIFはSPXの動きからおよそ4日遅れて似たチャートパターンを形成している。WIFでは「隠れた強気ダイバージェンス」が発生しており、価格はダブルボトム、RSIは高値安値切り上げを示している。この形状は下落が弱まりつつあるサインとされ、トレンド転換のシグナルになり得る。
複数の時間足でRSIが底打ちしていることから、ここから出来高が入れば持続的な反転が起きやすい局面だ。ミームコイン市場での資金回転が続く場合、WIFもSPXと同様の強気展開に移行する可能性がある。
MAXI DOGEは有力候補か──注目のミーム系プレセール
短期的な値動きに注目が集まる一方で、多くのアナリストは新興プレセールに大きな機会があると指摘する。そのなかで、Maxi Doge(MAXI)が特に有望視されている。
Maxi Dogeは「Doge on steroids(強化版Dogecoin)」を掲げ、既存のDogecoinのコミュニティ性に、1000倍銘柄を意識した設計を加えたプロジェクトだ。市場では2025年後半のミームコイン局面を見据えた戦略的なテーマとして注目されている。
- プレセール価格:0.00027ドル(約0.04円)
- 調達額:420万ドル(約6億6,000万円)以上
- 最大73%のステーキング報酬
また、MAXI限定のトレーディング大会、100倍~1000倍レバレッジの取引ペア、拡散狙いのSNS施策などを予定している。少額から参加できることや、拡散に向いたミーム性を備えることから、次のセクター循環において有望なプレセールとして注目されている。
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