仮想通貨回復局面で注目のミームコイン、PepeやFartcoin、新興銘柄が浮上

仮想通貨回復局面で注目のミームコイン、PepeやFartcoin、新興銘柄が浮上

暗号資産市場は土曜日、ビットコイン(BTC)が8万8000ドル(約1320万円)台を回復し、イーサリアム(ETH)も3000ドル(約45万円)目前まで上昇するなど、広範な回復基調を示した。

こうした流れを受け、ミームコイン市場も全体的に強含みとなり、PepeやFartcoin、Pippinが上昇を主導し、購入候補として存在感を高めている。

ミームコイン最大手のドージコイン(DOGE)も過去24時間で2.5%上昇し、0.13ドル(約20円)のサポート水準を回復した。0.15ドル(約23円)を上抜ければ、新たな強気相場入りの可能性が意識される。

また、いわゆるスマートマネーと呼ばれる投資家は、割安な銘柄や新興ミームコインの仕込みを進めており、次の本格上昇局面で100倍規模の値上がりを狙う動きも見られる。

今注目されるミームコイン

Pepe(PEPE)

人気ミームコインのPepeは、爆発的な上昇局面を迎える兆しを見せている。

日足チャートでは、価格が安値を更新する一方、相対力指数(RSI:相場の過熱感を示す指標、RSI-14)が切り上がる強気ダイバージェンスが形成された。特にRSIが売られ過ぎ水準に達した後である点は、価格にとって強材料とされる。

このような日足レベルでの強気ダイバージェンスは、隠れた買い圧力の存在を示唆するもので、PEPE価格は金曜日に10%上昇した。

同銘柄はイーサリアムとの相関が強く、ETH系最大のミームコインとして、2026年第1四半期に想定されるイーサリアム強気相場の恩恵を受けやすい。

BitMineのトム・リー会長が予測するようにETHが7000ドル(約105万円)に達した場合、Pepeは時価総額100億ドル(約1兆5000億円)水準まで、約6倍の上昇余地があると見られる。

Pippin(PIPPIN)

Pippinは現在、市場で最も堅調なミームコインの一つとされている。

今週前半に急落を経験したものの、主要ミームコインの中で直近7日間プラス圏を維持している唯一の銘柄で、上昇率は約30%に達した。

10月11日の安値以降、Pippin価格は約2か月余りで52倍に急騰している。

ソラナ基盤の同銘柄の急騰は多くの投資家の予想を上回るもので、依然として強い需要が残っている。今週には0.52ドル(約78円)から0.39ドル(約59円)まで急落したが、その後40%反発し、現在は0.40ドル(約60円)前後で推移している。

PIPPINはすでにBinance(バイナンス)の先物市場に上場しており、現物市場への上場観測も浮上していることから、中長期的な成長期待が高まっている。

Fartcoin(FARTCOIN)

Fartcoinについては、複数の著名アナリストが引き続き強気姿勢を示し、購入すべきミームコインの一つと評価している。

ソラナ系の人気ミームコインである同銘柄は金曜日に16%上昇し、土曜日もすでに2%高となっている。

日足では、相対力指数(RSI-14)とオンバランスボリューム(OBV:出来高を基にした需給指標)が重要なサポート水準を維持している。

Pepeがイーサリアムと連動するのと同様、Fartcoinはソラナ(SOL)の動向に敏感だ。SOLは月足で124ドル(約1万8600円)のサポートを再確認しており、重要水準で買いが入っていることを示している。

FartcoinはPepeと並び、2026年の強気相場で時価総額100億ドル到達が視野に入る有力ミームコインとされている。

Pepenode(PEPENODE)

Pepenodeは、低時価総額ミームコインの中で有望銘柄として専門家から注目を集めている。

同プロジェクトは単なるカエル系ミームにとどまらず、実用性を重視した設計が特徴だ。マイン・トゥ・アーン(mine-to-earn:仮想的な採掘を通じて報酬を得る仕組み)モデルを採用し、物理的な採掘機器や高い電力コストを必要としない。

ゲーム性や受動的な参加、時間とともに進行する仕組みを取り入れることで、短期売買に終始せず、保有者の継続的な関与を促している点が特徴とされる。

こうした設計により、低時価総額銘柄を探す投機的投資家の間で早期から関心を集めてきた。ミーム文化とシンプルなオンチェーン要素が交差する中、娯楽性と継続参加を両立させる試みとして存在感を強めている。

現在進行中のプレセールでは、すでに約300万ドル(約4億5000万円)を調達しており、終了まで1か月を切っている。市場回復と強気相場接近を背景に、100倍規模の上昇を期待する声も出ている。

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Maxi Doge(MAXI)

Maxi Doge(MAXI)は、筋肉質でジム通いを想起させるドージのマスコットを前面に打ち出した、新しいERC-20規格のミームコインだ。

従来のミームトークンと異なり、コミュニティ重視のブランディングに加え、体系的なプレセール設計や早期ステーキング報酬、参加型インセンティブを組み合わせている。

ブランド面では、1000倍レバレッジや永久先物、エナジードリンク風の演出などを取り入れ、値動きの大きさを好む個人投資家の関心を集めている。

流通量は約1500億枚、時価総額は数百万ドル規模にとどまり、低時価総額ながら高い視認性を持つプレセール銘柄として注目されている。

MAXIはすでにICOで430万ドル(約6億5000万円)以上を調達しており、スマートマネーを含む初期投資家は10倍規模の投資機会と見ている。

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