今買うべき注目のミームコイン5選──Fartcoin、SPX6900、Based Bonk、そして2つの新興暗号資産

今買うべき注目のミームコイン5選──Fartcoin、SPX6900、Based Bonk、そして2つの新興暗号資産

暗号資産市場は依然として強弱入り混じる動きを見せており、BitcoinやEthereumといった主要銘柄は上昇基調にある一方、ミームコインは短期的な調整局面を迎えている。
しかし、その下落局面を好機と捉える投資家も多く、年末にかけた再度の反発を見越して「今買うべきミームコイン」に注目が集まっている。
小規模な時価総額や直近の調整、そして活発なコミュニティの動きは、ミームコイン特有のリスクとリターンを受け入れる投資家に新たな機会を提供している。

親暗号資産政策が市場を過去最高値へ、ミームコインに勢い

暗号資産市場全体の時価総額は4兆1,500億ドル(約619兆円)に達し、第2四半期の好調な結果を受け、例年8月に見られる鈍化の予測を覆した。
この上昇の背景には、ドナルド・トランプ大統領による2つの新たな大統領令がある。1つは、雇用主が提供する退職年金プラン(401k)で暗号資産を認めるか再検討するよう規制当局に指示する内容。もう1つは、政治的・宗教的・事業上の理由で顧客の口座を閉鎖する「デバンキング」の慣行を禁じるものだ。

アナリストは、これらの政策が暗号資産にとって大きな追い風となり、8兆7,000億ドル規模(約1,297兆円)の401k市場など、新たな投資チャネルが開かれる可能性があると見ている。
こうした状況の中、多くの投資家が短期的な利益を狙ってミームコインに資金を振り向けており、本記事では暗号資産専門家ジェイコブ・クリプト・バリー氏が選定した5つの注目ミームコインを紹介する。

Fartcoin(FARTCOIN)

Solana(ソラナ)エコシステムの中でも代表的なミームコインであるFartcoinは、直近で大幅に下落し、リスク許容度の高い投資家にとって買い場を提供している。

現在の価格は1.07ドル(約160円)で、過去1か月で19%下落。時価総額も16億7,000万ドル(約2,490億円)から10億7,000万ドル(約1,600億円)へと減少した。こうした急激な調整は、過去にも下落局面での買いを好む投資家を惹きつけてきた。

短期的には弱含むものの、FARTCOINは依然として市場に強い存在感を示しており、活発なコミュニティと高いボラティリティが投機的なトレーダーを引きつけている。市場全体のセンチメントが改善すれば、年内にも反発の可能性がある。

SPX6900(SPX)

SPX6900は高いボラティリティで知られ、過去には2.26ドル(約340円)の最高値を記録した後、1.75ドル(約260円)付近まで下落した。直近の反発もピーク更新には至らず、日足で3%の下落を示すなど下押し圧力が続いている。

一時は時価総額20億ドル(約2,980億円)に達したが、その後は調整し、1.40ドル(約210円)付近までの再下落を予想する声もある。とはいえ、コミュニティの支持は強く、大胆かつ遊び心のあるブランディングが競争の激しいミーム市場で注目を維持する要因となっている。
短期的な乱高下は避けられないものの、過去の急騰実績と熱心な支持層を背景に、勢いが戻れば再び大きなリバウンドを見せる可能性もある。

TOKEN6900(T6900)

TOKEN6900はSPX6900から派生した新規プロジェクトで、ハードキャップをわずか500万ドル(約7億4,000万円)に設定しており、爆発的な上昇率の可能性を秘めている。

プレセール価格は0.00695ドル(約1円)で、すでに200万ドル(約3億円)を調達。到達次第で価格引き上げが予定されている。プロジェクトは「デジェン(投機的投資家)」文化を前面に打ち出し、GameFi要素を組み込んだ設計となっている。

SPX6900が10億ドル規模に達したことを考えると、TOKEN6900はわずか5,000万ドル(約74億円)への拡大でも10倍成長が可能とされる。投資はBest Walletなどのウォレット統合を通じて暗号資産で直接購入可能だ。
小規模で機動的なSPX6900の後継として位置づけられた同プロジェクトは、供給量の制限と初期の勢いによって、今買うべきミームコインとして注目されている。

TOKEN6900の詳細はこちら

Based Bonk(BONK)

Based Bonkは、人気のBonkをBaseブロックチェーン上に展開した新興プロジェクトで、低時価総額ながら有望株と見られている。現在の時価総額は約100万ドル(約1.5億円)、流動性は16万4,000ドル(約2,400万円)にとどまる。

取引税ゼロ、供給量10億トークン固定、流動性バーン済みといった要素が、ミームコミュニティの関心を集めている。直近ではBaseチェーン上で存在感を高め、マーケティング施策も控えており、価格上昇のきっかけとなる可能性がある。
早期段階での参入機会とみなす支持者も多く、今後の展開次第では次の大規模ミームラリーを牽引する可能性がある。

Bitcoin Hyper(HYPER)

Bitcoin Hyperは、Bitcoinのスケーラビリティと取引速度を改善するレイヤー2ソリューションとして注目を集めている。安価で高速な取引を提供することで、Bitcoinネットワークの利便性を高めることを狙っている。

すでに約900万ドル(約13億4,000万円)を調達しており、トークン価格は0.0127ドル(約2円)。公式ローンチを前に期待が高まっている。エコシステムにはウォレット、ブロックチェーンエクスプローラー、クロスチェーンブリッジ、ステーキング報酬、決済システムなどが含まれ、ミーム要素を組み込んで幅広い層を引きつける設計だ。

また、資産のブリッジ、レイヤー2での処理、決済、レイヤー1への引き出しといった流れをスムーズに行える点で、投機目的にとどまらない長期的な利用価値を備えている。
レイヤー2ソリューションは過去にも強気相場で高い成果を挙げており、実用性とコミュニティ性を兼ね備えたBitcoin Hyperは今後の注目銘柄といえる。

SNS上での注目度も高く、Xでは1万7,000人以上のフォロワーを抱えるなど、実需と話題性の双方を背景に、取引所上場後の動向に期待が集まっている。

Bitcoin Hyperの詳細はこちら

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