次に爆発的成長が期待される仮想通貨 投資:ETFが「史上最大の週」を記録

次に爆発的成長が期待される仮想通貨 投資:ETFが「史上最大の週」を記録

ビットコインとイーサリアムのETF(上場投資信託)は、先週の取引高が4,000億ドル(約60兆円)に達し、大きな注目を集めた。ETFアナリストのエリック・バルチュナス氏が最初にこの情報を発信し、特にイーサリアムETFが過去最高となる1,700億ドル(約25兆5,000億円)の週間取引高を記録したことを指摘した。

同じ週に、ビットコインは史上最高値となる124,000ドル(約1,860万円)に到達し、イーサリアムは2021年の過去最高値4,878ドル(約73万円)にわずか1.94%届かない4,784ドル(約71万円)を記録した。アナリストのマイケル・ファン・デ・ポッペ氏は、これは始まりに過ぎず、イーサリアムは今サイクル中に新たな史上最高値を更新する可能性が高いと警告している。

現在の暗号資産市場を押し上げる要因

市場を牽引している主な要因は、より好意的な法整備と、それを背景にした機関投資家の参入拡大である。

きっかけとなったのは、トランプ前大統領が推進した「GENIUS法」であり、暗号資産に対する法的環境を整備し、特にステーブルコイン(価格が安定した暗号資産)の合法化と普及を目的としている。また「Clarity法」により、ステーブルコインを取り扱う中央集権型取引所(CEX)は商品先物取引委員会(CFTC)に活動を登録する義務が課され、さらに銀行も「デジタル資産関連業務」を行えるようになった。

こうした法制度の整備により投資の流入が加速し、Bitmineは115万ETH(約5,000億円相当)を保有する世界最大のイーサリアム準備金を確立した。これは19社の上場企業が保有するイーサリアムの総量の50%超に相当する。さらにBitmineは追加で245億ドル(約3兆6,700億円)の資金調達を進めており、そのうち45億ドル(約6,700億円)はすでに承認済みだ。この動きが実現すれば、供給不足(需要が供給の27倍)によってイーサリアム価格は新たな史上最高値へと向かう可能性が高い。

こうした背景を踏まえ、2025年に最も成長が期待されるプロジェクトとして以下の3つが挙げられる。

1. SUBBD Token(SUBBD) – 850億ドル規模のコンテンツ産業を変革するAI駆動型プラットフォーム

SUBBD Tokenは、AIを活用したコンテンツ制作プラットフォームであり、850億ドル(約12兆7,000億円)規模の業界を変革することを目指している。AIパーソナルアシスタントはクリエイターの作業を軽減し、リクエスト対応やSNS投稿を自動化する。またAI Creatorを通じて誰でもデジタルインフルエンサーを作成・収益化でき、従来の外見的な要素に左右されない参入を可能にしている。

この仕組みにより、SUBBDは業界上位2,000人のクリエイターを獲得し、総フォロワー数は2億5,000万人を超えている。現在、プレセール価格0.0562ドル(約8.3円)で購入可能であり、2025年末には0.301ドル(約44円)、2030年には2.50ドル(約370円)に達すると予測されている。成長率は4,350%に相当する。

2. Bitcoin Hyper(HYPER) – 高速・低コスト取引を実現するビットコインのレイヤー2ソリューション

Bitcoin Hyperは、ビットコインのレイヤー2(拡張層)として誕生し、取引速度とコストを大幅に改善することを目的としている。ビットコインの処理能力は毎秒7件(TPS)に制限されているが、Solanaは理論上65,000TPSを実現可能である。これを改善するため、Bitcoin Hyperは「Canonical Bridge」と「Solana Virtual Machine(SVM)」を導入した。

Canonical Bridgeはビットコインをレイヤー2に変換し、ネットワークの混雑を緩和して即時性のある取引を可能にする。これによりバッチ処理が可能となり、機関投資家にとって利用しやすい環境が整う。一方、SVMは高速なスマートコントラクト実行を実現し、DeFiアプリの処理能力をSolana並みに引き上げる。

同プロジェクトのプレセールは開始からすでに約1,000万ドル(約150億円)を調達しており、注目度が高い。現在のプレセール価格は0.012735ドル(約1.9円)。予測では2025年末に0.32ドル(約47円)、2030年には1.50ドル(約222円)に達する可能性がある。100ドル(約1万5,000円)の投資が2025年末には2,512ドル(約37万円)、2030年には11,778ドル(約175万円)になる計算だ。

3. Mantle(MNT) – 金融を自由かつ身近にするバンキング・ブロックチェーン

Mantleは金融をトークン化し、誰もが利用できる形にすることを目的としたブロックチェーンだ。主要機能として、モジュール設計やゼロ知識証明(ZK)を組み込んだEthereumレイヤー2「Mantle Network」、多様な資産へのアクセスを可能にする「Mantle Index Four」、そしてAIを活用した分散型システム「MantleX」がある。

MantleのトークンMNTは過去24時間で14%上昇し、価格は1.27ドル(約188円)に達した。プロジェクトの公式サイトを確認し、自己調査(DYOR)の上で投資判断を行うことが推奨される。

ビットコインとイーサリアムは今年新高値を更新するか?

現状の法整備と機関投資家の需要を考慮すると、ビットコインとイーサリアムは新たな強気相場に突入する可能性が高い。ビットコインはすでに12万3,000ドル(約1,845万円)の新高値を記録しており、イーサリアムも過去最高値突破寸前にある。

次に爆発的に成長する可能性のある暗号資産として、Bitcoin Hyper(HYPER)やSUBBD Token(SUBBD)には特に注目が集まっている。ただし、これは投資助言ではない。必ず自ら調査を行い、慎重に投資判断を下すべきである。

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