ビットコイン 今後予測:米PPIが0.1%低下、BTCは11万3,000ドルのトライアングルブレイクアウトを維持

ビットコイン 今後予測:米PPIが0.1%低下、BTCは11万3,000ドルのトライアングルブレイクアウトを維持

ビットコインは現在113,884ドルで取引されており、24時間取引量は563億ドルを超え、前日比で2.25%の上昇となった。背景には、米国生産者物価指数(PPI)の予想外の低下による緩和的なマクロ環境がある。

食品とエネルギーを除いたコアPPIは前月比で0.1%低下し、市場予想の0.3%上昇を大きく下回った。年率ベースでもコアインフレ率は7月の3.4%から2.8%へと鈍化した。

この弱い卸売インフレデータが、米連邦準備制度(FRB)のハト派的姿勢への期待を高め、チャートのブレイクアウトと重なり、ビットコイン相場を支えている。

PPIサプライズと市場の反応

8月のPPIは4カ月ぶりの下落で、増加を予想していたエコノミストを驚かせた。総合PPIは前月比0.1%低下(7月は0.7%上昇に修正)、前年比では3.1%から2.6%に減速。

サービス価格は0.2%下落(7月は+0.7%)、財価格はわずか0.1%上昇(前月は+0.6%)。こうしたデータは、インフレ圧力の鈍化を示している。

規制と世界的シフト

マクロ環境だけではない。米国のCboeは、10年満期のビットコイン・イーサリアム先物を承認待ちで発表。これにより、ロールオーバー不要で長期的エクスポージャーが可能になり、機関投資家の参入拡大が期待される。

キルギスでは、国家主導の暗号資産準備金および国営マイニング事業を推進する法案が進行。国債の代替資産としてビットコインやステーブルコインを保有する動きが見られる。

さらに、米SECのアトキンス委員長は「Project Crypto」をパリで発表。従来の厳格な執行から明確なルール整備へシフトし、多くのトークンは証券に該当しないと強調した。

これらはすべて、ビットコインの制度化が進んでいることを示す。

テクニカル分析:BTCは上昇三角形の中

チャートでは、ビットコインは113,800ドルのレジスタンス直下で推移。2時間足では高値圧力に対し安値を切り上げる「上昇三角形」を形成している。

もしBTCが113,800ドルを明確に突破すれば、115,400ドル → 117,150ドル → 118,617ドルを目指し、中期的には125,000ドルの可能性もある。

一方、112,000ドルを維持できなければ、111,000ドル → 110,000ドル → 108,450ドルへの下落リスクがある。

ビットコイン 今後:投資家にとっての分岐点

マクロデータの軟化、機関投資家向け商品拡大、規制の明確化が重なり、ビットコインは次の主要ラリーに向けた土台を固めつつある。短期的なノイズ以上に、中長期の強気シナリオが意識される局面だ。

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