ビットコインの価格は、過去24時間で1%上昇し、2025年6月17日21時35分(米東部時間)時点で106,639.65ドル(約1,676万円)で取引されている。徐々に投資家が買い戻しを進めている状況だ。
この小幅な上昇は、ドナルド・トランプ元米大統領のSNSプラットフォーム「トゥルース・ソーシャル(Truth Social)」が米証券取引委員会(SEC)に対して、ビットコインとイーサリアムの両方に対応するETF(上場投資信託)の申請書(S-1)を提出したことが背景にある。
ビットコイン価格、サポートラインから反発
ビットコインは直近で104,830.57ドル(約1,647万円)のサポート水準から反発しており、現在は110,285.77ドル(約1,734万円)のレジスタンスに向けて上昇している。この水準を数日以内に上抜ければ、価格が再び未知の高値圏に突入する「プライスディスカバリー」の段階に入る可能性がある。
一方で、市場全体のトレンドが急変した場合には、再び104,830.57ドルのサポートが試される可能性もある。その際に売り圧力が続けば、短期的には100,531.66ドル(約1,580万円)まで下落する可能性もある。
強気派が価格をさらに押し上げる可能性も
テクニカル分析の観点では、今後48時間にかけてビットコイン価格が上昇する可能性を示す指標が日足チャートに複数現れている。移動平均収束拡散法(MACD)と相対力指数(RSI)は、いずれも強気の兆候を示している。
具体的には、MACDラインがシグナルラインに向けて上昇しており、弱気相場が終わりを迎えつつある可能性がある。MACDラインがシグナルラインを上抜けた場合、新たな強気サイクルに突入したとの判断材料となる。
また、RSIも日足チャート上で単純移動平均(SMA)を上抜けようとしており、買い手の勢いが強まっていることを示している。RSIがSMAを上回ると、強気派が優位に立っていると解釈される。
さらに、過去24時間でRSIの数値も上昇しており、現在は50を上回っている。この動きにより、相場はやや強気に傾きつつある。また、RSIがまだ過熱圏に達していないことから、今後の上昇余地があることも示唆されている。
ビットコイン価格の上昇が続く中、投資家の関心はプレセール中の「BTC Bull Token(BTCBULL)」にも向かっており、ローンチまで残り2週間を切っている。登録者数72万人超の著名YouTubeチャンネル「99Bitcoins」によると、BTCBULLはローンチ後に10倍以上の成長が期待できるという。
このミームコインの投資家にはビットコインが無料で付与される可能性も
BTCBULLは、主要仮想通貨であるビットコインの価格上昇を応援することを目的としたICO仮想通貨であり、価格が100万ドル(約1億5700万円)を突破する可能性にも言及している。
ビットコインの価格が上昇するたびに、BTCがエアドロップ(無償配布)されるか、もしくはBTCBULLの供給量がバーン(焼却)される仕組みとなっている。
最初のエアドロップは、ビットコインが初めて15万ドル(約2,360万円)を突破した時点で実施される予定だ。その後は、ビットコインが5万ドル(約790万円)刻みで新たな高値を記録するたびに追加のエアドロップが行われる。
この仕組みにより、投資家はビットコインを直接購入せずとも、その上昇の恩恵を受けることが可能になる。
一方、BTCBULLのトークンバーンは、ビットコインが12万5,000ドル(約1,970万円)を突破したタイミングから開始され、以後は5万ドルごとのマイルストーン到達ごとに実施される。
こうした供給の減少と投資家の需要が組み合わさることで、BTCBULLの価格には上昇圧力がかかる可能性がある。99Bitcoinsが予測するように、価格が10倍に達する展開も現実味を帯びてくる。
プレセール価格での購入期限が迫る
現在、BTCBULLのプレセールでは、すでに710万ドル(約11億円)以上の資金が調達されており、プロジェクトに対する投資家の期待が伺える。ローンチまで残された時間はわずかであり、ICO価格で購入できる機会は急速に失われつつある。
投資を希望するユーザーは、公式ウェブサイト上に設置された購入ウィジェットを通じて、暗号資産またはクレジットカードでBTCBULLを購入できる。現在の販売価格は1トークンあたり0.002565ドル(約0.40円)となっている。
購入後のトークンは、年利57%でステーキング(預け入れ)することも可能だ。
なお、プレセールは残り13日余りで終了予定となっており、購入を検討している人は早めの行動が求められる。
詳しくは、BTCBULLの公式ウェブサイトを参照。
