クイックファクト
- BNB、DOGE、ETHといった主要な暗号資産は、大規模な市場急落後に急速に反発した。
- 急落とその後の回復は、トランプ前大統領による対中関税発表がきっかけとなった。
- PepeNodeは、高価なマイニング機材なしで仮想的にマイニングし、報酬を得られる新しいプロジェクトである。
暗号資産市場は一時的に急落し、5,000億ドル(約75兆円)近くが消失したが、その数日後には総時価総額が4兆ドル(約600兆円)を突破する水準まで回復した。
この反発を主導したのはETH、BNB、DOGEといった主要銘柄で、それぞれが約10%上昇した。急落の直接の引き金は、ドナルド・トランプ前大統領が中国に対し新たに100%の関税を課すと発表したことだった。この発表で市場は混乱し、ビットコインは一時10万3,000ドル(約1,545万円)を割り込んだ。
さらにBinance(バイナンス)のシステム不具合で一部アルトコインの価格が一時的にゼロと表示され、合成ドル(ステーブルコインの一種)も一瞬価値を失う事態となった。
しかし市場は急落と同じく急速に反発した。トランプ前大統領が「米国は中国を傷つけるのではなく、支援したい」と発言したことが、市場を落ち着かせた要因とされる。BNBなど一部銘柄は、発表前の水準を超えて上昇した。アナリストの一人は、ビットコインが「ゴールデンクロス(移動平均線の上抜けで上昇局面入りを示唆する指標)」を再テストしており、大幅上昇の可能性があると指摘している。
急落時、大手投資家の一部は好機と捉えた。BitMine Immersion Technologiesは12万8,700 ETH以上を約48億ドル(約7,200億円)で購入。トム・リー会長は「絶好の買い場だった」とコメントした。さらにビットコインマイニング企業MARA HoldingsやStrategyのマイケル・セイラーCEOも買い増しを示唆した。
暗号資産市場は予測不能で短期間に大きく変動するが、投資家にとって常に次の好機を探す場であることを示している。大口投資家でなくても、大きなリターンを狙えるプロジェクトは存在する。その一つが新しい仮想通貨として注目される新興プロジェクト、PepeNode(PEPENODE)だ。
PepeNode(PEPENODE):仮想マイニングで新たな収益モデル
PepeNodeは単なるミームコインではなく、独自の仕組みを備えた「マイン・トゥ・アーン(仮想マイニングで報酬を得る仕組み)」型プロジェクトである。Ethereumネットワーク上に構築されたゲーミフィケーション型プラットフォームで、ユーザーは仮想的なマイナー・ノードを購入・強化し、インタラクティブなゲームを通じて報酬を得ることができる。
高額なマイニング機材も大量の電力も不要で、専門知識も必要ない。仮想的なマイニングリグをアップグレードするほどハッシュパワーが増し、得られる報酬も増加する仕組みだ。
すでにプレセールで180万ドル(約27億円)以上を調達しており、注目度の高さがうかがえる。
大きな報酬と希少性の実現
PEPENODEは娯楽性だけでなく、長期的な価値創出を目的として設計されている。参加者はPEPENODEトークンに加え、PEPEやFARTCOINといった人気ミームコインをボーナス報酬として獲得できる。
また、強力なデフレメカニズムを導入している。ゲーム内アップグレードで使用されたトークンの70%は恒久的にバーン(焼却)され、供給量が減少する仕組みだ。これにより長期的に希少性が高まり、保有価値の上昇につながる可能性がある。
さらに、早期参加者には高性能なノードや魅力的なステーキング報酬が用意されている。ボット対策を含む公平な参加設計と、コミュニティ重視の姿勢が特徴だ。
価格予測では2025年末に0.0023ドル(約0.35円)に達する可能性があり、現在の水準(0.0011005ドル=約0.17円)から投資した場合、109%のリターンが見込まれるという。さらにステーキングでは709%の報酬が得られる仕組みも提示されている。
ただし、これは金融アドバイスではなく、投資を行う際は必ず自身で調査することが重要である。