暗号資産(仮想通貨)のプレセール市場は現在大きな盛り上がりを見せている。多数の有望な新規ローンチが進行中であり、今後数か月で市場全体に価格上昇が訪れるとの見方から、投資資金が流入している。
機関投資家の関心継続、アルトコインETFの承認、マネーサプライ(M2)の拡大、さらには利下げなどが、新たな資金流入を示唆している。これにより、プレセール直後の低時価総額トークンは急騰し、最大100倍の利益を生み出す可能性がある。
ただし、プレセール投資は単に目についた新規プロジェクトに資金を投じれば良いというものではない。誰でもプレセールを立ち上げられるため、中には取引所上場後に伸び悩む例も少なくない。
したがって、注目すべきはコミュニティの支持、実際のユースケース、そして市場の物語(ナラティブ)との整合性といった要素である。本記事では、現在進行中の有望な仮想通貨プレセールを3つ紹介する。
Bitcoin Hyper
Bitcoin Hyperは、現在市場で最も急成長しているプレセールであり、これまでに約2,500万ドル(約38億円)を調達している。これは驚くことではない。なぜなら、同プロジェクトはビットコインの主要課題を解決することを目的としたレイヤー2ブロックチェーンを構築しているからだ。
ビットコインの処理速度の問題は広く知られているが、2021年以降アクティブユーザー数が減少している点はあまり認識されていない。Bitcoin Hyperは、DeFi(分散型金融)、決済、ミームコインなどBTCの新たな活用方法を提供することで、この課題に取り組もうとしている。
このプロジェクトはSolana Virtual Machineを基盤として構築されており、Solana級の手数料と処理速度を備えると同時に、相互運用性を実現する。これにより、ミームコイン発行プラットフォーム「Pump.fun」やトークン化株式アプリ「xStocks」など、Solana上のアプリが数分でBitcoin Hyperネットワークに移植可能となり、2兆2,000億ドル(約330兆円)規模の資産ビットコインを基盤にした活発なエコシステムが形成されることになる。そのため、HYPERは今買うべき有力なプレセール暗号資産といえる。
It's time to power up Bitcoin. ⚡️
Are you ready?! 🔥 https://t.co/VNG0P4GuDo pic.twitter.com/Fdwz936jOj
— Bitcoin Hyper (@BTC_Hyper2) October 21, 2025
Maxi Doge
2013年に誕生し、その後数千の模倣トークンが登場したにもかかわらず、Dogecoinは依然としてミームコイン分野の主導的存在である。現在、DOGEの時価総額は約300億ドル(約4兆9,000億円)に達しており、これは有名ブランド企業や中規模銀行に匹敵する規模だ。
そのため、Dogecoinブランドをベースにした新しいミームコインが新規性を持ち、投資家の関心を集めれば、大きな成長を遂げる可能性がある。Maxi Dogeはまさにその方向性を打ち出している。
同プロジェクトは先物取引に焦点を当てたDogecoin派生のミームコインを構築しており、先物取引プラットフォームへの統合や、USDTやMAXIを賞品とする週次のトレーディング大会の開催を計画している。
プレセールは投資家の支持を得ており、これまでに370万ドル(約6億円)を調達している。これは現在市場におけるトップクラスのミームコインICOの一つであり、今後の上昇余地を示唆している。
Told my boss to watch his mouth coz the charts are pumping pic.twitter.com/UBo3fOR3QY
— MaxiDoge (@MaxiDoge_) October 20, 2025
PEPENODE
マイニングは暗号資産業界において不可欠な要素であり、ネットワークの保護やトークンの配布、参加者へのインセンティブに活用されている。しかし、近年は初期費用や電気代の高騰により個人投資家が参入しづらく、収益性も低下している。ここで登場するのがPEPENODEである。
PEPENODEは世界初の「Mine-to-Earn」型ミームコインであり、ユーザーが自分専用のバーチャル採掘機を所有し、マイニングパワーを競い合って報酬を獲得する完全オンチェーンのゲームを導入している。報酬にはPEPENODEトークンのほか、FartcoinやPepeといった他のミームコインも含まれる。
ユーザーは採掘機の購入やアップグレードにPEPENODEトークンを使用し、そのうち70%はバーン(焼却)される仕組みとなっているため、長期的なデフレ圧力が働く。
PEPENODEの注目すべき点は、ミーム文化の盛り上がりとPlay-to-Earnの要素を組み合わせつつ、暗号資産に根差したアプローチを取っている点である。これまでに180万ドル(約2億9,000万円)を調達しており、新規プロジェクトとしては大きな成果を収めている。現在のトークン価格は0.0011094ドル(約0.18円)だが、1日以内に価格が上昇する予定のため、購入を検討する時間は限られている。
All in a days work when you've got a Virtual Mining rig working for you 😉🔥https://t.co/FaKIaBpf4I pic.twitter.com/LkZYIeJ2Xv
— PEPENODE (@pepenode_io) October 20, 2025
免責事項:本記事は投資助言ではない。暗号資産はリスクが高いため、投資にあたっては各自で十分な調査を行うこと。