ドージコイン 今後:取引所流出と機関投資が示す1ドルへの可能性

ドージコイン 今後:取引所流出と機関投資が示す1ドルへの可能性

ドージコイン 今後は10日、21%急落し0.11ドル(約17円)まで下落したが、同日終値は0.1932ドル(約29円)に回復した。週初にライバル銘柄を上回る上昇を見せた後の調整局面だった。

急速な値動きを支えたのは取引量の急増だ。ドージコインの1日あたり取引高は前日比で300%増となり、120億ドル(約1兆8000億円)に達した。相場の変動にもかかわらず、アナリストの多くは強気姿勢を崩していない。高値と安値を切り上げる展開が続いているためだ。

クジラと機関投資家が示す強気シグナル

市場全体の下落を受け、クジラ投資家は取引所からドージコインを引き出した。過去24時間で約1億4900万ドル(約230億円)が取引所からウォレットに移された。

この動きは売り圧力を軽減するだけでなく、大口投資家の長期保有意欲を示す。ライバルの「dogwifhat(WIF)」などミーム資産への関心が薄れる中、クジラはドージコインを選好しているとみられる。

同時にウォール街でもドージコインへの関心が高まっている。21SharesのドージコインETFが米国清算機関(DTCC)の上場前リストに掲載されたことが確認された。取引所での流動性低下と機関投資家の需要増が重なれば、再び価格上昇が加速する可能性がある。

0.24ドル突破が1ドルへの道を開くか

13日時点でドージコインは0.1940ドル(約30円)を維持し、10日の急落分を大きく取り戻した。トレーダーのロング比率は3.3倍となり、強気姿勢が明確だ。

注目されるのは0.24ドル(約37円)のレジスタンスで、これは50日移動平均線に位置している。ここを突破すれば、高値と安値を切り上げる強気トレンドがさらに強化される。

その場合、0.3ドル(約46円)前後の抵抗帯を突破し、最終的に1ドル(約153円)を目指す展開も現実味を帯びる。これは2021年の上昇相場を再現する可能性を示す。

新星「Maxi Doge」への注目

もっとも、アナリストは代替銘柄にも注目している。中でもプレセール中の「Maxi Doge(MAXI)」は350万ドル(約5億4000万円)を調達し、存在感を高めている。

ドージコインが時価総額290億ドル(約4兆4000億円)規模の成熟資産である一方、MAXIはミクロキャップ銘柄として強気相場入りが期待されている。単なる模倣トークンではなく、レバレッジ取引を中心にコミュニティを結束させるユーティリティを備えている点も支持を集めている。

ステーキング利回りは年率85%とされ、初期参加者に有利な条件が整っている。プレセールは過去10日間で100万ドルを追加調達しており、投資家の関心が高まっている。

ドージコイン 今後が再び強気基調に入る可能性が高まる中、新たなミームコインシーズンが到来する兆しが見えている。MAXIはその中心的存在となるかもしれない。

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