ドージコイン 今後。暗号資産市場全体が4%下落する中、ドージコイン(DOGE)はビットコインを上回る急落を見せた。11月初旬の下落局面でDOGEは過去24時間で約9%下落し、0.165ドル(約25円)付近まで下がった。一方で取引量は101%急増している。
市場全体の混乱でDOGEが急落
ビットコイン(BTC)が約4%下落し10万3000ドル(約1550万円)付近で推移する中、アルトコイン市場はさらに大きな打撃を受けた。イーサリアム(ETH)とソラナ(SOL)はいずれも7%超下落し、ドージコインは清算(ポジション強制決済)の波で数週間ぶりの安値をつけた。
暗号資産データサイトCoinGlassによると、24時間で11億6000万ドル(約1740億円)相当のポジションが清算された。その多くはロングポジションだった。
CryptoQuantのアナリスト、マートゥン氏は米国現物市場のトレーダーが現在の売り圧力を主導していると指摘する。ただし、同氏はこの局面がDOGEの買い場となる可能性を示唆した。
DOGE価格分析:1ドルか、それとも0.1ドルか
12時間足チャートでは、DOGEが中間レンジのサポートである0.18ドル(約27円)を明確に割り込んだ。この動きは売り圧力の再燃を示しており、次のサポートは0.16ドル(約24円)、0.145ドル(約22円)、0.125ドル(約19円)と続く。最終的な投げ売りゾーンは0.11ドル(約16円)付近と見られる。
相対力指数(RSI)は24.01まで低下しており、短期的な反発局面が近いことを示唆している。移動平均収束拡散指標(MACD)は依然としてマイナス圏だが、フラット化の兆しを見せており、売り圧力の限界が近い可能性がある。
DOGEが反発するための条件
DOGEが0.16ドル以上を維持し、0.18〜0.19ドルを回復できれば、0.26ドル(約39円)を目指すリバウンド局面が始まる可能性がある。次の重要なレジスタンスは0.48ドル(約72円)で、これを突破すれば1ドル(約150円)到達も視野に入る。
一方で、0.16ドルを明確に下回ると、市場はさらなる下落局面に入るリスクがある。
この急落は買いチャンスか?
ドージコイン 今後を占う上で、過去の急落後の値動きは注目に値する。歴史的にDOGEの大幅下落は大規模な上昇の前兆となることが多い。今回の調整局面も例外ではなく、RSIや取引量が2023年初頭の回復時と類似していることから、長期的な買い場の可能性がある。
ただし、市場心理の冷え込みが続けば反発が限定的に終わる可能性もあるため、注意が必要だ。
ドージコイン 今後:MAXIが注目を集める
ドージコインが反発を模索する中、ジム文化と暗号取引の興奮を融合させたミームコイン、Maxi Doge(MAXI)がプレセールで390万ドル(約58億5000万円)を調達した。
MAXIの特徴と今後の展開
MAXIコミュニティは「規律」「エネルギー」「野心」を重視し、単なる投機ではなく、身体的・経済的な強さを追求する価値観を共有している。
MAXIはイーサリアム(ETH)ブロックチェーン上のERC-20トークンとして発行され、供給量は固定されている。保有者はステーキング(預け入れ)によって日次報酬を得られるほか、限定トーナメントやコミュニティ特典にアクセスできる。現時点での報酬率は年78%と高水準だ。
価格上昇前に購入するには、公式のMaxi Dogeサイトにアクセスし、Best Walletなど対応ウォレットを接続して購入手続きを行う。暗号資産またはクレジットカードで交換が可能だ。
