ドージコイン 今後、市場関係者の間で強気予測が浮上している。DOGEは25日、過去24時間で約1%下落したが、一部アナリストは歴史的パターンの再現により急騰の可能性があると指摘する。
ドージコインは年末にかけて60%超の下落で終える見通しとなっている。仮想通貨市場では、既存のミームコインよりも新興トークンへの資金流入が目立っている。
$Doge/weekly#Dogecoin repeats the previous pattern 🔥 pic.twitter.com/RKg3eNB9oy
— Trader Tardigrade (@TATrader_Alan) December 25, 2025
しかし、トレーダーのアラン・ターディグレードは、2024年に確認された下降三角形パターンと同様の形状が再び出現したと分析した。同パターンは当時、DOGE価格の急騰につながった。
当時と同様に、オンバランスボリューム(OBV:出来高の増減を価格変動と結び付けて分析する指標)は重要な支持線を下回った後、三角形の上放れと同時に急回復している。
同氏は、この動きが再現された場合、DOGEが1ドルまで上昇する可能性があると予測する。2024年には、価格が0.10ドルから0.45ドルまで数週間で急騰した経緯がある。
ドージコイン 今後:次の上昇前に31%下落の可能性も
ドージコインのチャートを見ると、次の上昇局面に入る前に、さらなる下落余地が残されている。25日は祝日で取引参加者が減少し、出来高も低調となった。
CoinMarketCapのデータによると、取引量は前日比で25%減少し、流通時価総額の約3%にとどまっている。価格は0.13ドルの支持線を割り込み、0.09ドル付近まで下落する可能性がある。
この場合、短期的な下落リスクは約31%となる。相対力指数(RSI:買われ過ぎや売られ過ぎを測定する指標)は、14日移動平均線と中立ラインを上回れず、弱気圧力が続いている。
ドージコイン 今後と新興M2Eプロジェクトの台頭
DOGEのような既存ミームコインに加え、新たなマイン・トゥ・アーン(M2E:採掘と報酬をゲーム要素で融合した仕組み)ゲームとしてPepenode(PEPENODE)が注目されている。
Pepenodeは、ブロックチェーンを活用したゲーム形式で、手軽にマイニング体験ができる点を特徴とする。高額な専用機材を必要とせず、参入障壁を下げている。
PEPENODEトークンを購入することで、仮想サーバーを起動し、複数のリグを稼働させることが可能となる。上位参加者は、Bonk(BONK)やFartcoin(FARTCOIN)などのミームコインのエアドロップを受け取る仕組みだ。
リグの稼働数が増えるほど報酬は拡大する。また、既存リグの強化に使用されたトークンの最大70%が恒久的にバーンされ、流通量の抑制につながる。
PEPENODEは、公式Pepenodeサイトから対応ウォレットを接続することで購入できる。USDTやETHとの交換に加え、銀行カード決済にも対応している。
