ドージコイン(DOGE)は足元で0.122ドル(約18円)近辺に安定し、下落局面からの持ち直しを試している。
売り圧力は依然として残るものの、需要の集中する価格帯が下値を支え、急落は回避されている。
テクニカル指標では弱含みのシグナルが続く一方、明確な反発が確認されれば、0.14ドル方向への上昇余地が意識され始めている。
市場では主要な抵抗線とサポート水準の攻防に注目が集まっている。
一目均衡表の雲が上値を抑える展開
暗号資産アナリストのトレーダー・ターディグレードによると、4時間足では一目均衡表の雲が上値を抑え続けている。
価格は雲の抵抗帯や0.140〜0.145ドル付近の基準線で何度も押し戻されている。
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— Trader Tardigrade (@TATrader_Alan) December 27, 2025
この動きにより、短期チャートでは安値を切り下げる形が続き、下降トレンドが維持されている。
雲付近で長い上ヒゲが出現している点も、戻り売り圧力の強さを示している。
反発局面で出来高が伸びていないことから、買い手の積極性は限定的とみられる。
雲と基準線を明確に上抜けない限り、弱含みの地合いが続く可能性が高い。
日足ではダブルボトム形成の兆し
一方、日足チャートでは0.122ドル付近でダブルボトム(二点底)が形成されつつある。
12月下旬に2度の安値を付けた後、価格は横ばいで推移し、売り圧力の鈍化が確認されている。
ネックラインは0.132ドル付近に位置し、この水準を終値で上回れば形状が完成する。
その場合、上値目標は0.142〜0.145ドルとされ、過去の抵抗帯とも重なる。
ローソク足の実体が小さくなっている点は、ボラティリティ低下と需給の均衡を示唆する。
ただし、ネックライン突破に失敗すれば、調整局面の長期化も想定される。
短期足ではサポート防衛の動き
短期的には、15分足で0.122〜0.125ドルのレンジ相場が形成されている。
急落後の値動きとしては落ち着いた展開で、市場参加者の様子見姿勢が強まっている。
下落時に出来高が急増した一方、その後は減少傾向にあり、投げ売りは一巡したとみられる。
買い手は0.1220〜0.1223ドルのサポート帯を意識し、防衛的な動きを続けている。
0.125ドルを明確に上抜ければ、短期的に0.13ドル方向への戻りも視野に入る。
ドージコイン 今後の焦点は、主要水準での出来高を伴うブレイクに移りつつある。
ビットコイン相場と連動するBitcoin Hyperの動向
ドージコイン 今後の上昇余地は、ビットコイン(BTC)が再び10万ドル(約1500万円)を目指す局面で拡大する可能性がある。
株式や金が高値圏で推移する環境では、暗号資産など高リスク資産への資金流入が起こりやすい。
こうした市場環境で注目されているのが、Bitcoin Hyper(HYPER)のプレセールだ。
同プロジェクトは、ソラナ系技術を活用したビットコイン初の本格的レイヤー2構想を掲げている。
既に資金調達額は3000万ドル(約45億円)に迫り、投資家の関心は急速に高まっている。
高速処理と低手数料を実現しつつ、ビットコインのセキュリティを維持する点が特徴とされる。
今後、ウォレットや取引所での採用が進めば、HYPERトークン需要の拡大も見込まれる。
割引価格で参加するには、公式サイトからBest Walletなど対応ウォレットを接続する方法が案内されている。
