イーサリアム 今後に注目が集まっている。1月6日、中央集権型取引所(CEX:運営主体が管理する暗号資産取引所)からの純流出量は、過去24時間で12万9100ETHに達した。
Coinglassのデータによると、流出の大半はBinance(バイナンス)からで、12万3200ETH超が引き出された。次いでBybit(バイビット)とOKX(オーケーエックス)が続いた。
一方、Gate(ゲート)は主要取引所の中で唯一、約5700ETHの純流入を記録した。全体としては、取引所残高の減少が鮮明となっている。
大規模な取引所流出は、投資家が資産を自己管理ウォレットや長期保管へ移動させている兆候とされる。必ずしも即時の上昇を保証するものではないが、短期的な売り圧力が低下している可能性を示唆する。
ネットワーク拡張が支えるイーサリアムの基盤強化
イーサリアムは段階的なプロトコル更新を通じ、データ処理能力の拡張を続けている。今週初め、共同創設者のヴィタリック・ブテリンは、最近のアップデートによりネットワークが根本的に強化されたと述べた。
直近の変更は、イーサリアムのブロブ(Blob:レイヤー2の取引データを基盤レイヤーに効率的に記録する仕組み)に焦点を当てている。この仕組みにより、ロールアップ(処理をまとめて実行する技術)のデータ公開が安定的に行われる。
火曜日夜に実施された2回目のBlob Parameter Onlyフォークでは、ブロブの目標数が10から14に引き上げられ、上限も15から21へ拡大された。これにより、将来的なスケーラビリティ向上が見込まれている。
イーサリアム価格分析:重要構造維持、1万ドルへの道筋は
イーサリアムは現在、約3200ドル(約48万円)付近で推移している。直近では、週足で繰り返し上値を抑えられてきた4400〜4600ドル(約66万〜69万円)の供給ゾーンから調整した。
それでも、2024年初頭から続く長期上昇トレンドラインは維持されている。RSI(相対力指数:買われ過ぎ・売られ過ぎを示す指標)は中立圏にとどまり、MACD(移動平均収束拡散法:トレンド転換を示す指標)は調整後の収束を示し始めている。
上昇トレンドラインを明確に上抜けた場合、4400ドル付近への再上昇は現実的なシナリオとなる。
市場全体が強含み、ビットコインが最高値更新を視野に入れる局面では、イーサリアムが2026年に1万ドル(約150万円)の新高値を記録する可能性も指摘されている。
一方、4400ドルの抵抗が維持された場合、価格は2400〜2600ドル(約36万〜39万円)の需要ゾーンまで調整する可能性がある。これは現在水準から約20〜25%の下落に相当する。
Solana技術を活用するBitcoin Hyperが注目集める
イーサリアム 今後が調整局面に入る中、Bitcoin Hyper(HYPER)はすでに市場の関心を集めている。Bitcoin Hyperは、Solanaの高速・低コスト技術を活用し、ビットコインの実用性を高めることを目的とした新たなプレセールプロジェクトだ。
同プロジェクトはすでに3000万ドル超(約45億円)を調達しており、初期投資家からの需要の強さを示している。
ビットコインは価値保存手段として優れる一方、処理速度や手数料、アプリ構築の面で制約があるとされる。Bitcoin Hyperは、ビットコインと接続する高速ネットワークを構築し、取引やステーキング、ブロックチェーンゲームを可能にする。
HYPERは公式サイトで購入可能で、対応ウォレット(例:Best Wallet)を接続することで参加できる。ウォレット内の暗号資産との交換に加え、クレジットカードやデビットカードでの購入にも対応している。
