イーサリアム 今後、ETHは12日、過去7日間にわたり3020~3220ドルのレンジ内で推移した後、3150ドル付近で取引されている。24時間で約2.8%上昇した一方、12月高値の3365ドルからは約6.4%下落しており、市場は依然として明確な方向性を探っている。
こうした議論の背景には、機関投資家の資金流入再加速、レイヤー2の採用拡大、そしてキャッシュフロー的な実需を評価するマクロ環境がある。これらが重なり、2026年に4000ドルを目指すシナリオが再び注目を集めている。
イーサリアム 今後、なぜ4000ドル目標が再浮上したのか
4000ドル水準が意識される理由は、爆発的ではなく段階的な需要増でも達成可能とする分析にある。現在のETH時価総額は約3780億ドルで、過去最高値から約17%低い水準にとどまる。
4000ドル到達には時価総額が約4800億ドルまで拡大する必要があるが、この規模はすでに米国のイーサリアムETFで確認されている資金流入と整合的だ。PANewsによると、2026年1月4日時点でETFの純流入額は125億ドルに達している。
ETF資金は短期価格変動に左右されにくく、保有期間が長い点が特徴だ。2025年後半に資金流出が続き、ETHが2900ドルを割り込んだ局面とは対照的に、機関投資家の姿勢は防御から選別的な強気へと変化している。
ネットワーク成長とトークン化資産が支える構造的需要
オンチェーンデータも、イーサリアムの中長期需要を裏付けている。現在、ネットワーク上のステーブルコイン時価総額は1709億ドル、トークン化された実世界資産は126億ドルに達する。
この中には、46億ドル規模のトークン化米国債が含まれており、暗号資産市場で最大のプールとなっている。これらの利用にはガス代支払いのためETH保有が必要となり、ネットワーク利用の拡大が基礎的な需要を生み出す。
また、EIP-4844の導入以降、1日のガス支出は2021年のピーク時200億ドル超から1000万~2000万ドル水準へ低下した。手数料低下は利用障壁を下げつつ、取引量増加によって全体の手数料規模を維持する構造へと変化している。
現在、全取引の58.5%以上をレイヤー2が処理しており、L2の総ロック価値は379億ドルと前週比6.2%増加した。中でもBaseは全体の37.5%を占め、拡張と価値が基盤レイヤーに還流する流れが鮮明になっている。
イーサリアム 今後のテクニカル構造
テクニカル面では、ETHの日足RSIは53付近で推移し、月初の売られ過ぎ水準から中立圏へ回復した。MACDヒストグラムは小幅ながらプラスに転じているが、シグナルラインは横ばいで、加速局面ではなく持ち合いを示す。
価格は200日移動平均線である2980ドルを上回っており、この水準が中期的な主要サポートとして機能している。上値では3300ドル、その上に3520ドルが位置し、11月に上昇を抑えた売り圧力帯が意識される。
24時間現物出来高が186億ドルを超える中で、3520ドルを明確に上抜ければ、2026年に向けた4000ドルシナリオの現実味が大きく高まる。
上昇シナリオを揺るがす要因
4000ドル到達には、リスク資産への需要維持とETF資金流入の継続が前提となる。マクロ環境の急変や、ステーキング対応ETFへの規制圧力が強まれば、再び変動性が高まる可能性がある。
また、取引所のETH供給量は急減しておらず、大口投資家が積極的な蓄積段階に入ったとは言い切れない。現時点では、熱狂ではなく慎重な楽観が妥当な評価といえる。
イーサリアム 今後とコミュニティ主導型ミームコインの動き
イーサリアム主導の相場環境が続く中、エコシステム外縁ではコミュニティ主導型プロジェクトにも関心が広がっている。その一つがMaxi Doge(MAXI)だ。
Maxi Dogeは、強いブランド性と参加型コミュニティ設計を組み合わせたミームコインとして注目されている。これまでに約443万ドル(約6億9000万円)を調達し、単なる価格投機ではなく、継続的な参加を促す仕組みを前面に打ち出している。
ROIコンテストやコミュニティチャレンジ、各種イベントを通じて参加意欲を高める点が特徴で、レバレッジを意識したマスコットやフィットネス風の世界観も差別化要因となっている。
MAXIトークンにはスマートコントラクトによるステーキング機能が組み込まれており、保有者は日次報酬を得ながら、限定イベントや提携企画に参加できる。短期売買よりも長期的な関与を促す設計だ。
現在、MAXIは0.0002775ドル(約0.04円)で提供されており、次回のプレセール価格引き上げが予定されている。コミュニティの活発さと継続性を重視する姿勢から、Maxi Dogeは一過性ではないミームコインとして存在感を高めつつある。
