リップル 今後:かつてXRPを嘲笑した億万長者が評価転換──大型発表の兆しか

暗号資産投資会社ギャラクシー・デジタル創業者のマイケル・ノボグラッツ氏はこのほど、厳しい市場環境と法的問題を乗り越えてきたカルダノとリップルのコミュニティを高く評価した。

同氏の発言は、投資家の間で主要アルトコインから資金が離れつつある一方、一部銘柄が想定外の底堅さを見せる局面と重なっている。

最近出演したポッドキャストで同氏は、熱心な支持者を持つトークンほど、最悪の弱気相場でも生き残る傾向があると指摘した。

この点は、今後のXRP価格予測を考えるうえで重要な視点になる可能性がある。ノボグラッツ氏は以前、XRPの経済設計に課題があるとして、同コミュニティを個人投資家中心だと切り捨てていた。

しかし現在は見解を改め、いわゆる「XRP Army」が長年の高い価格変動の中でトークンを支え続けた点を評価している。忠実な保有者基盤が、暗号資産の存続にどれほど大きな力を持つかを示した形だ。

XRP価格予測:1.80ドルから反発できれば3ドルが視野に

XRPは年初来で約10%下落しており、時価総額上位五銘柄の中では四番目に低いパフォーマンスとなっている。一方、直近七日間では0.5%上昇し、わずかながら回復の兆しを見せている。

さらに過去二四時間の取引量は三〇%増加しており、流通時価総額に対する割合は二%未満にとどまる。価格面では、1.80ドル(約270円)付近が再び強い支持線として機能している。

TradingView

この水準は過去にも四度、反発ポイントとして機能してきた。

足元の値動きからは下降三角形が形成されており、これは大きな値動きの前兆とされる価格圧縮パターンだ。

2.20ドル(約330円)を明確に上抜ければ弱気構造が崩れ、三角持ち合いの上放れが確認される。その場合、XRPは短期的に3ドル(約450円)を目指す展開も想定される。

ノボグラッツ氏のような著名投資家が長期ビジョンに信頼を示した点も、追い風となり得る。もっとも、次の急騰候補を探す投資家の間では、別の新興プロジェクトにも注目が集まり始めている。

ビットコイン最大の課題は解決するのか──新プロジェクトが提示する答え

ビットコインの基盤ブロックチェーンは誕生以来、処理能力の制約を抱えてきた。この問題が、エコシステムの拡大と潜在力の発揮を妨げてきた側面は否めない。

Bitcoin Hyper(HYPER)は、ソラナ級の高速性と低手数料をビットコインにもたらすレイヤー2チェーンを導入し、この課題の解決を狙っている。

同プロジェクトでは、高速処理を可能にする基盤を活用し、分散型金融(DeFi:中央管理者を持たない金融サービス)や決済、ミームコインなどの展開を想定している。

ハイパーブリッジと呼ばれる仕組みを使えば、ビットコイン保有者はBTCを安全にBitcoin Hyperネットワークへ移動できる。

ユーザーがBTCを専用ウォレットに送付すると、同量の資産がレイヤー2上で発行され、高速かつ低コストな取引や決済に利用できる。主要ウォレットや取引所が対応を進めれば、HYPERへの需要が一段と高まる可能性がある。

進行中のプレセールでは、すでに約3000万ドル(約45億円)近い資金を集めており、市場の期待の大きさがうかがえる。HYPERは現在、割引価格でのプレセールが行われており、対応ウォレットを接続すれば既存の暗号資産や銀行カードで短時間に購入できる。

ビットコインの拡張性問題に挑むこの新プロジェクトは、足元で最も注目される銘柄の一つになりつつある。

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