ビットコイン(BTC)はトランプ前大統領による中国への100%関税発表を受け、1日で7%下落した。しかし依然として強気トレンドは健在であり、Grokは価格が15万ドル(約2,250万円)へ向かうと予測している。その中で注目されるのが、Solana(ソラナ)並みの速度と拡張性、そしてWeb3機能をビットコインにもたらすBitcoin Hyper(HYPER)だ。次の1000倍暗号資産となる可能性がある。
注目ポイント
- トランプ前大統領による新関税でビットコインは7%下落したが、主要EMAの上で推移しており強気トレンドは維持。
- Grok AIはビットコインが近く15万ドルに到達すると予測。
- ビットコインの将来性を背景に、Bitcoin Hyper(HYPER)が次の1000倍暗号資産候補。
- HYPERはSolana Virtual Machine(SVM)を統合し、ビットコインに高速処理とWeb3機能を追加。
ビットコインは強気基調を維持
トランプ前大統領による中国への100%関税発表は、暗号資産市場に大きな衝撃を与え、金曜日にはビットコインが7%以上急落した。しかし長期的には強気基調が続いている。
数日を経て市場が冷静さを取り戻した今、当初「暴落」や「大幅下落」とされた見方は、やや誇張されていた可能性が高い。チャートではビットコインの週足ローソク足が20EMA(指数平滑移動平均線)の上で推移しており、急落時も50EMAにすら触れなかった。これはトレンドが上向きに保たれている明確な証拠だ。
2020年の新型コロナ禍による市場崩壊時には、ビットコインが63%超下落し、200EMAを割り込み、最終的に400EMA付近で支えられた。それと比べると現在は50EMAにも届いておらず、強気相場が依然として力強いことを示している。
Grokの分析によると、ビットコインは依然として強力な上昇トレンドラインに支えられている。このラインは2024年9月から11月にかけての100%上昇や、2025年4月から7月の55%上昇を後押ししたもので、今回も再び接触している。過去と同様の動きが繰り返されるなら、15万ドル到達の可能性は十分にある。
ただし、ビットコインの上昇は段階的であり、仮に13万5,000ドルに達したとしても利益率は20%程度にとどまる。一方で、暗号資産市場の魅力は桁違いのリターンにある。そうした可能性を狙うなら、ビットコイン関連の低時価総額アルトコインが注目される。その代表がBitcoin Hyper(HYPER)だ。
Bitcoin Hyperとは何か
Bitcoin Hyperは、ビットコインの実用性を飛躍的に高めることを目的としたレイヤー2ネットワークだ。超高速取引、低手数料、そしてWeb3対応を実現し、ビットコインの課題を解決しようとしている。
ビットコインは現在1秒間にわずか7件の取引しか処理できず、主要ブロックチェーンの中でも最も遅い部類に入る。HYPERはこれを現代的な水準に引き上げることを目指している。参考までにSolanaは65,000件/秒を処理可能だ。
この実現のために、HYPERはSolana Virtual Machine(SVM)を統合している。SVMは取引を並列処理する仕組みを持ち、大幅な処理能力向上とコスト削減を可能にする。さらにHYPERは全取引を定期的にビットコインのメインチェーンに記録することで、レイヤー1の高いセキュリティを維持する。
HYPERによるWeb3アクセス
SVMの導入により、HYPER上ではスマートコントラクトや分散型アプリケーション(dApp)の開発が可能となる。これによりビットコイン利用者は、他のブロックチェーンへ移行することなく、DeFi取引アプリ、NFTマーケットプレイス、レンディングやステーキング、DAO、ゲームdAppなどのWeb3サービスを利用できる。
利用方法もシンプルだ。レイヤー1のビットコインをHYPERのカノニカルブリッジに送ると、同額のHYPERトークンがレイヤー2上で発行される。利用後は再びブリッジを通して元のビットコインに戻すことができる。
プレセール中のHYPER購入が最大の好機
HYPERはビットコインの技術的進化を後押しする革新的プロジェクトであり、長期的に大きなリターンを生み出す可能性がある。現在プレセール中で、1トークンあたり0.013105ドル(約2円)で購入可能だ。すでに2,320万ドル(約35億円)以上を調達しており、大口投資家(いわゆる「クジラ」)からの資金も含まれる。
直近では、ある投資家が2万8,000ドル(約420万円)分のHYPERを一度に購入した。予測によれば、HYPERは2025年末までに0.20ドル(約30円)に達する可能性があり、100ドル(約1万5,000円)の投資が1,500ドル(約22万5,000円)に化ける計算となる。
さらに、HYPER保有者は年利50%のステーキング報酬を得ることができる。