PepeNode(ペペノード)は30日、仮想通貨PEPENODEのプレセールが終了まで残り10日となったと明らかにした。取引所上場前に割安条件で購入できる期間は最終局面に入り、早期参加者にとって実質的な最後の機会となっている。
同プロジェクトは仮想マイニングを基盤とする設計を採用し、これまでに暗号資産投資家から累計246万ドル(約3億8000万円)を調達してきた。ミームコインとGameFi(ゲームファイ:ブロックチェーン技術を活用したゲーム領域)の中間に位置づけられる点が特徴だ。
従来のPlay to Earn型が抱えた短期的報酬偏重モデルを避け、効率性や資源管理を重視する設計を打ち出している点が注目される。
Not everyone is a fan of the winter… 🥶
Anything that gets in the way of mining is a big 🙅♂️https://t.co/FaKIaBpf4I pic.twitter.com/E5kbjcSzR6
— PEPENODE (@pepenode_io) December 29, 2025
PepeNodeの「Mine to Earn」が従来型と異なる理由
PepeNodeはマイニングを単なるテーマではなく、ゲーム全体の制約条件として設計に組み込んでいる。利用者は仮想マイニング環境を構築し、ノード配置やアップグレード選択によって成果が左右される仕組みだ。
単純作業の反復ではなく、判断力と長期的最適化が進行度を決める点で、戦略シミュレーションに近い体験となっている。市場の熱狂が落ち着いた局面でも、ゲーム性自体が成立する設計を意識している点が特徴だ。
報酬が効率性と実質的な参加度に連動するため、過剰なトークン発行で需要を維持する必要性が低下するとされる。GameFiで頻発してきた「報酬過多による経済崩壊」への対策として、供給制限型モデルを採用している。
同プロジェクトでは、ゲーム内アップグレードに連動したバーン(焼却)機構を導入し、流通量の抑制を図っている。報酬発生と同時に売却圧力が生じる構造を避け、ゲーム内経済で価値循環を促す狙いだ。
プレセール最終10日間が購入判断に与える意味
残り10日となった現在、プレセールは情報探索よりも参加タイミングが重視される段階に入っている。上場後は価格が市場主導となるため、プレセールと比べて価格変動が急激になる可能性が高い。
現在のプレセール価格は1PEPENODEあたり0.0012161ドル(約0.19円)に設定されている。購入はETH、BNB、USDT(ERC-20およびBEP-20)に加え、クレジットカードやデビットカードにも対応している。
PEPENODE購入後は即時ステーキングが可能で、年利換算542%の変動型報酬が提供されている。利回りは状況により変動するものの、市場関心を集める要因の一つとなっている。
ウォレット接続にはBest Walletなどが利用可能で、同プロジェクトは同ウォレットの新規案件選定機能にも掲載されている。さらに、スマートコントラクトはCoinsultによる監査を受けており、技術面での信頼性向上を図っている。
