ビットコインが過去最高値に接近、ブラックロックETFは70万トークンを保有──今注目の仮想通貨 おすすめ銘柄とは?

ビットコインが最高値目前──ブラックロックETFと仮想通貨 おすすめ銘柄

ビットコイン(BTC)は過去7日間で2%以上上昇し、先月の市場混乱からの回復が続いている。中東情勢の緊張が緩和されたことを受け、市場のセンチメント(投資家心理)は改善傾向にあり、現在のビットコイン価格は過去最高値まであと2.7%に迫っている。

複数の報道によれば、米資産運用大手ブラックロック(BlackRock)は現在、70万BTC以上を保有しており、これはビットコインの最大供給量の3%、流通供給量の約3.5%に相当する。

同社のビットコイン現物ETF「iシェアーズ・ビットコイン・トラスト(IBIT)」は好調で、運用資産額(AUM)は約760億ドル(約12兆1,600億円)に達している。次点はフィデリティ(Fidelity)の「ワイズ・オリジン・ビットコイン・ファンド(FBTC)」で、AUMは120億ドル(約1兆9,200億円)となっている。

今後さらに多くの機関投資家がビットコイン市場に参入すれば、ETFのような規制された投資手段を通じて、資産運用会社が保有するBTCの割合はさらに増えると予想される。

また、米国の年金制度である401(k)や個人退職口座(IRA)も、こうしたETF経由でビットコインを保有できるようになったことで、新たな資本の流入が見込まれており、BTC価格の過去最高値更新に向けて追い風となっている。

アナリストのテッド・ピローズ氏は、過去のパターンを分析したチャートを公開し、現在のビットコインの動きが過去の強気パターンと一致していると指摘している。

同氏はまた、モメンタム系指標のひとつであるMACDがシグナルラインを上抜ける「買いシグナル」を発しており、複数の要素がビットコインの強気相場を示唆していると述べている。

パターンが確認されればBTCは14万ドルに到達する可能性も

ビットコインの日足チャートを分析すると、最近の値動きにより「ブルフラッグ」と呼ばれる強気継続パターンが現れている。これは、上昇トレンド中に一時的な調整が入り、その後再び上昇が継続する可能性を示すチャート形状である。

こうした調整局面では、初期の価格上昇で利益を得た投資家が徐々に売却を進める。特に機関投資家のような大口投資家は、一度に大量売却すれば価格が急落してしまうため、日を分けて徐々にポジションを手仕舞う傾向がある。

現在のビットコイン市場もこのような動きを見せており、調整の完了とともに、新たな買い手が低価格で購入するために参入し、再び価格上昇が起きるというサイクルが形成される可能性がある。

このようなフラッグパターンでは、上昇幅(ポール部分)を参考に、パターン突破後の価格目標を予測するのが一般的だ。ビットコインは直近の上昇局面で約48%の上昇を記録しており、仮にこれより控えめな30%の上昇を見込んだ場合でも、現在のフラッグ上限から換算して14万ドル(約2,240万円)に到達する可能性がある。

ビットコインの価格上昇とともに、同トークンと関連性の高い仮想通貨プレセールにも注目が集まっている。その一例が「Bitcoin Hyper」であり、同プロジェクトは眠っているビットコインのDeFi(分散型金融)ポテンシャルを解放することを目的としている。

Bitcoin Hyper(HYPER)、強力なL2チェーン立ち上げに向け200万ドル以上を調達

Bitcoin Hyper(HYPER)は、ビットコインとソラナ(Solana)のネットワークを接続し、後者のスケーラビリティと効率性を活用することで、前者の2兆ドル(約280兆円)規模のDeFiエコシステムを開放することを目指している。

同プロジェクトのレイヤー2(L2)ソリューションを利用することで、ユーザーはビットコインチェーン上から離れることなく、BTCをステーキング(預け入れによる報酬獲得)、貸付、決済などに活用できるようになる。

投資家は、指定されたビットコインウォレットアドレスにBTCを送金し、それに対応するビットコインがHyper L2上でスマートコントラクトによって自動的に発行される。これにより、ユーザーは急成長中のBTCFiエコシステムへのアクセスを得ることができる。

このプロトコルの普及が進めば、HYPERトークンの価格上昇が期待され、特に早期に参加した投資家が大きな利益を得る可能性がある。

HYPERトークンの購入を希望する場合は、Bitcoin Hyper公式サイトにアクセスし、ウォレットを接続する。USDTまたはETHを使ったスワップのほか、クレジットカードでの購入も可能となっている。

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