Solana(ソラナ)の価格は過去24時間でわずかに上昇し、米東部時間の2025年6月25日23時17分時点で147.03ドル(約23,100円)となっている。投資家がこのアルトコインへのエクスポージャーを徐々に高めている様子がうかがえる。
このSOL価格の上昇は、資産運用会社のインベスコ(Invesco)と暗号資産企業のギャラクシー・デジタル(Galaxy Digital)が、米国でSOL現物ETF(上場投資信託)の申請書類を提出したことを受けた動きだ。これは、米国におけるSolana連動型ETFとしては9件目の申請となる。
Solana価格、下降チャネルを突破し、抵抗線をサポートに転換
GeckoTerminalのデータによると、Solana価格はここ数日で下降チャネルを抜け出し、140.52ドル(約22,000円)の水準を抵抗線からサポートへと転換した。
投資家が現在の価格を買いの好機と見なした場合、SOLは次の主要な抵抗線である165ドル(約25,900円)まで上昇する可能性がある。買い圧力が続けば、短期的には191.41ドル(約30,000円)まで上昇する展開も想定される。
一方で、価格が140.52ドルを再び下回った場合には強気シナリオが否定され、再び下降チャネル内に戻る可能性がある。この場合、最も近いサポート水準である121.84ドル(約19,200円)を試す展開となるかもしれない。
テクニカル分析では、Solana価格の上昇余地を示唆
テクニカル面では、日足チャートの指標であるMACD(移動平均収束拡散手法)とRSI(相対力指数)がいずれも強気のシグナルを示している。
MACDラインがシグナルラインを上抜けようとしており、これが実現すればSolanaが上昇トレンドに入った可能性が高まる。こうした展開を受けて、トレーダーがロングポジションを構築する動きが広がる可能性がある。
RSIも過去24時間で上昇しており、買い手の勢いが増していることを示唆している。現在のRSIは50をわずかに下回っているが、上向きの傾きは今後強気優勢へと転じる兆しとも取れる。
こうしたなか、投資家はSolanaに加え、新たな仮想通貨「Snorter Token(SNORT)」のプレセールにも注目している。暗号資産系YouTuberであり、5万6,800人以上の登録者を持つJacob Crypto Bury氏は、このトークンがローンチ時に100倍の成長を遂げる可能性があると分析している。
Snorter、BonkBotやMaestroに代わる存在を目指す
Snorter Tokenは、BonkBotやMaestroといった既存の取引ボットが支配する市場に新たに参入するプロジェクトである。同ボットの特徴は、使いやすさ、低手数料、そして多機能性にある。
Full send mad scientist mode: one bot. Zero distractions. Infinite snipes. pic.twitter.com/jvTvxLSaY5
— Snorter (@SnorterToken) June 25, 2025
他のボットがブラウザベースの操作を求めるのに対し、Snorter Botはメッセージングアプリ「Telegram(テレグラム)」上で直接動作する。これにより、ユーザーは新トークンのスナイプ、上位トレーダーの取引のコピー、リアルタイムでのポートフォリオ管理、サブ秒単位でのスワップがすべてアプリ内で完結する。
さらに、Snorter BotにはMEV(最大抽出可能価値)ボットからの保護機能や、ハニーポット詐欺およびラグプル(資金持ち逃げ)を検出する高度なシステムも搭載されている。
これらの機能はすべて競争力のある手数料で提供される。SNORTトークンを保有するだけで、取引手数料が1.5%から0.85%へと大幅に削減される仕組みである。
SNORTプレセール、200万ドル目前──今買うべき仮想通貨か?
Snorter Tokenは現在プレセールを実施中で、すでに120万ドル(約1億8,900万円)以上を調達している。投資家の関心が高まり、初期段階での参加が進んでいる。
プレセールへの参加は、プロジェクトの公式サイトに設置された購入ウィジェットを通じて可能であり、仮想通貨またはクレジットカードでSNORTを購入できる。販売価格は0.0963ドル(約15円)である。
購入したトークンは、同プロジェクトが提供するプレセール・ステーキングプールで運用することもでき、年率257%の利回り(APY)が提示されている。
プレセールでは段階的な価格上昇が予定されているため、最も有利な価格で参加するには早めの行動が求められる。次の価格上昇は約31時間後に実施される見込みだ。
