クジラが5日間で約100万ドル購入：Bitcoin Hyperは次に爆発する新しい仮想通貨か

ビットコインの抱える「秘密ではない」問題に解決策はあるのか

答えは「Yes」だ。それがBitcoin Hyper（HYPER）である。現在プレセールで市場を席巻している同プロジェクトは、単なる新規トークンではなく、ビットコインを「プログラム可能な暗号資産」に進化させる可能性を持つ存在だ。

ビットコインの大きな課題：遅さと高コスト

ビットコインは暗号資産の王者であり、最も安全かつ価値ある「価値の保存手段」とされている。しかし、日常利用や拡張性に関しては明確な弱点がある。

遅い処理速度：ビットコインのネットワークは1秒あたり約7件の取引しか処理できない。例えばSolanaが数千件を処理できるのと比べると大きな差だ。決済に数分かかるため、日常的な支払いには不向きである。
高い手数料：ネットワーク混雑時には手数料が数ドル（数百円）に跳ね上がることもある。10ドル（約1,500円）送るのに5ドル（約750円）の手数料を払う状況は現実的ではない。
アプリ開発の制限：安全性を重視したシンプルなコード設計のため、DeFi（分散型金融）やNFTマーケットプレイスのような複雑なアプリを構築できない。この隙を突いてEthereumなど他のネットワークがWeb3分野を主導してきた。

Bitcoin Hyperは、こうした課題を克服し、ビットコインを「デジタル金庫」から「高速で柔軟なプラットフォーム」へと進化させることを目指している。

Bitcoin Hyperは、ビットコインに特化した新しいレイヤー2（L2）プロジェクトだ。従来のビットコインの「遅い道路」の横に「超高速のハイウェイ」を敷くイメージである。

この仕組みにより、ビットコインの安全性を保ちながら、Solanaのようなスピードと低コストを実現する。具体的には以下の3つの技術が基盤となる。

Solana Virtual Machine（SVM）の採用
スマートコントラクトを利用可能にし、1秒間に数千件の取引を処理できる。これによりDeFiやdAppsに対応可能なスケーラブルな基盤を提供する。
ZK-rollupsによる効率化
多数の取引をまとめてビットコインのメインチェーンに一括で記録する。これにより取引コストが劇的に低下し、効率性が向上する。
Canonical Bridgeの導入
ビットコインを安全にロックし、ラップド形式でHyper L2上に移動可能にする。必要に応じて元のビットコインをいつでも引き出せる仕組みだ。

また、HYPERトークンはネットワークの「燃料」として機能し、取引手数料の支払いに利用できるほか、ステーキング（預け入れによる利回り獲得）も可能だ。現在の利回りは約56％と高水準であり、保有を促す強い動機となっている。

HYPERは現在0.013045ドル（約1.95円）で購入可能だ。

大口投資家（クジラ）が参入している点も注目に値する。Bitcoin Hyperのプレセールはすでに2,100万ドル（約31億5,000万円）以上を調達しており、その多くは大規模な購入から成り立っている。

直近1週間だけでも約96万2,000ドル（約1億4,400万円）がクジラによって購入された。ある1日では合計47万2,900ドル（約7,100万円）もの買いが確認されている。内訳は以下の通りだ。

これらは小口投資家の熱狂ではなく、明らかに「スマートマネー」の動きであり、プロジェクトの可能性を見抜いた資金が流入していることを示している。

もしBitcoin Hyperが「プログラム可能なビットコイン」という構想を実現できれば、その価値は急騰する可能性がある。専門家の予測では、2025年末までにHYPER価格が0.32ドル（約48円）へ到達し、最大で2,353％のリターンが見込まれている。

HYPERは現在0.013045ドル（約1.95円）で購入可能だ。ただし、これは投資助言ではない。暗号資産には保証がなく、投資を行う際は必ず自身で調査を行うことが重要である。