XRP先物がCMEで開始へ──5倍の価格上昇予測、今注目の仮想通貨おすすめ銘柄とは

リップルのXRPは、暗号資産市場の中でも特に注目される存在だ。ドナルド・トランプ氏の再選を契機に、1年以上続いた価格の停滞から脱し、過去最高値に迫る動きを見せた。

現在、XRPは約2.29ドル（約350円）で取引されており、過去最高値の7割程度に迫っている。こうした中、米大手デリバティブ取引所CMEグループ（シーエムイー・グループ）は、来月よりXRPの先物取引を開始する方針を発表した。

専門家の間では、この動きを受けてXRPが現行価格の5倍に達する可能性もあるとの見方が広がっている。こうした状況を背景に、Solaxy（ソラクシー）、BTC Bull Token（BTCブル・トークン）、MIND of Pepe（マインド・オブ・ペペ）といったプロジェクトが「おすすめ仮想通貨」として注目を集めている。

CME先物開始でXRPに新たな最高値更新の可能性

機関投資家によるXRPへの関心は、近年さらに高まりを見せている。CMEグループは、XRPに連動する現金決済型の先物契約を、2025年5月19日に開始する予定で、現在は規制当局の承認を待っている段階だ。

この先物は、XRPを保有せずに価格変動に投資できる仕組みであり、ビットコインやイーサリアム以外の資産にも高度な取引手法を拡張する動きの一環とされている。

また、長年にわたり続いていた米証券取引委員会（SEC）との訴訟が和解に近づいているとの観測もあり、投資家心理は上向きだ。暗号資産情報メディアCoinpediaによると、XRPは2025年に10ドル（約1,530円）に達する可能性があるという。

Solaxy、Solanaの性能を拡張するレイヤー2ブロックチェーンを開発

XRPの上昇期待を背景に、Solaxyにも注目が集まっている。SolaxyはSolana（ソラナ）向けに初めて開発されたレイヤー2（レイヤー2：既存ブロックチェーンの処理能力を向上させる技術）ソリューションで、ネットワーク全体の処理速度と拡張性を大幅に向上させることを目指している。

取引手数料の削減にもつながり、短期取引を行う投資家にとって魅力的な環境を提供する。このプロジェクトはプレセール（事前販売）段階でありながら継続的な機能拡張が行われており、最近では専用のブロックエクスプローラー（取引履歴を確認できるツール）も追加された。

資金調達額はすでに3,220万ドル（約49億3,000万円）を突破しており、その将来性への期待の高さがうかがえる。現在、1SOLXあたり0.001708ドル（約0.26円）で購入可能だ。

BTC Bull Token、ビットコインを直接還元する初のプロジェクト

次に注目されているのが、BTC Bull Tokenだ。このプロジェクトは独自の仕組みとして、保有者全員に対しビットコインのエアドロップ（無料配布）を行う方針を採用している。

ビットコイン価格が5万ドル（約765万円）ごとに上昇するたびに、保有者に報酬が分配される。さらに、その合間には定期的にトークンのバーン（焼却）が行われ、供給量が減少することで価格の安定性が保たれる設計となっている。

プレセールはすでに510万ドル（約7億8,000万円）を超える調達に成功し、取引所上場前の「今が買い時」とされている。購入は公式ウェブサイト経由で可能であり、エアドロップはBest Walletアプリを通じて配布される予定だ。

MIND of Pepe、自動進化型AIを活用し仮想通貨投資を支援

MIND of Pepeは、進化型のAIエージェントを搭載したプロジェクトで、投資家にリアルタイムでの売買提案を提供することを目的としている。

この技術は注目を集めており、プレセールではすでに850万ドル（約13億円）以上の資金調達に成功している。AI分野の成長に乗る形で、今後の成長も見込まれている。

さらに、独自プロジェクトの自動生成機能やSNSでの拡散機能を備えており、マーケティングの自動化にも力を入れている。詳細は公式X（旧Twitter）やTelegramチャンネルで確認でき、現在のフォロワー数は合計で27,000人を超えている。

仮想通貨市場全体に追い風、新興プロジェクトが台頭

XRPの先物取引開始が目前に迫る中、市場全体も上昇の気配を見せている。XRPの強気相場に続き、Solaxy、BTC Bull Token、MIND of Pepeといった新興プロジェクトも「今買うべき仮想通貨」として浮上している。

正式なローンチ前にポジションを確保できるこのタイミングは、次の大規模な価格上昇に乗るための貴重なチャンスとなりそうだ。