リップル 今後：21SharesのXRP ETF（TOXR）が金曜に上場──XRPはついに3ドル（約465円）突破となるか？

欧州の大手デジタル資産プロバイダーである21Sharesが、米国証券取引委員会（SEC）から承認を受け、XRPのETF「TOXR」を今週の金曜日に上場する予定だ。アナリストは、これによりXRP価格が3ドル（約465円）を上抜ける強気シナリオに傾いていると指摘する。
11月21日のX（旧Twitter）投稿で、21Sharesは11月29日のETF上場に向けて「XRP Army」に準備を促した。

TOXRは、11月にすでに上場しているBitwise Spot XRP ETFやCanary Capital XRP ETFに続いて市場に加わる見込みで、さらにGrayscale、CoinShares、WisdomTreeのXRP ETF申請も承認待ちとなっている。

21Shares XRP ETF、135億円規模のBitwise流入拡大に合流

Bitwiseのハンター・ホースリーCEOは、最近上場したBitwise XRP ETFが昨日だけで1,800万ドル（約27億9,000万円）を超える資金流入を記録し、過去3日間で流入額が1億3,500万ドル（約209億円）に達したと明らかにした。
同氏は、「昨日だけで約1,800万ドルの流入があった。上場後3日間で約1億3,500万ドルに成長した。資産運用を委ねてくれる投資家に感謝している」とコメントした。

暗号資産取引所VALRの共同創業者兼CEOであるファルザム・エハサニ氏は、ETF流入が機関投資家の行動を変化させており、特にXRPの継続的な資金流入は流動性循環に対して重要な示唆があると語った。

エハサニ氏は、数か月にわたる停滞後、XRPのETFに安定した需要が続いている点について、「XRPは他のアルトコインETFと比較して構造的に重要な位置にあり、継続的なスポットETF需要は実質的な機関投資家の関心を反映している可能性がある」と述べた。
同氏によると、「XRPは過去8日間の流入が累計6億2,000万ドル（約960億円）を突破しており、これは大口売却圧力があるにもかかわらず、高リスク資産への本格的な投資意欲の兆候だ」という。

また、今後もETF流入が持続する場合、XRP市場は時間をかけて市場深度（流動性）を回復する可能性があり、直近の下落局面を乗り越えるための重要な第一段階になると同氏は分析する。

アナリストは3ドル前に2.60ドル（約403円）到達を予測

この見方は、Ray Youssef氏の予測とも一致している。同氏は、アルトコインETF市場の勢いが年末の上昇を引き起こし、ETF需要が継続する前提のもとでXRPが3ドル到達する可能性があると分析する。

暗号資産アナリストのAli Martinez氏も強気見通しを示しており、Ripple支援のXRPが2.00ドル（約310円）のサポートから反発した後、心理的節目である3ドル突破の前に、まずは中間ラインの2.60ドルを目指すべき局面にあると述べている。

市場全体の時価総額は3兆ドル（約465兆円）を維持しており、価格は安定している。
また、Dogecoin、Shiba Inu、Pepeなどの主要ミームコインにも小幅な上昇が見られ、投資家が再びリスク資産に戻り始めている。
一方、プレセール（先行販売）案件への関心も強まっている。

Maxi Dogeが420万ドル（約6億5,100万円）調達──年利73%のステーキング報酬に注目

アナリストは、Maxi Doge（MAXI）が特に注目される存在だとしている。すでに420万ドル以上の調達を完了し、ステーキング（資産預け入れ）需要の増加とコミュニティの拡大が進んでいる。

Maxi DogeはShiba Inuのコンセプトをベースにしながら、筋肉質なDogeキャラクターがレバレッジ取引で市場上昇に挑むという独自のコンセプトを持つ。高リスク・高リターンを志向するトレーダー層をターゲットにしている。

トークンはEthereum上のERC-20規格で設計されており、実用性を備えている。配分の40%がマーケティング、25%がコミュニティ向けの「Maxi Fund」に割り当てられている。

現在プレセール価格は0.00027ドル（約0.042円）で、既存のミームコインと比較して高い成長余地があるとみられている。
ステーキング機能は即時利用が可能で、年利（APY）は73%となっている。すでに102億枚以上のMAXIトークンが投資者によってステークされている。

購入手続きは簡単で、ウォレットを接続し、USDT、BNB、ETH、または銀行カードでMAXIを購入できる。

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