リップル 今後:週間で11.1%上昇 – ETFが放物線的な上昇を後押しするか

リップル 今後:週間で11.1%上昇 – ETFが放物線的な上昇を後押しするか

Ripple(リップル)の暗号資産XRPは、週間で11.1%の上昇を記録し、現在3.38ドル(約505円)で推移している。背景には、大きな法的進展を受けた思惑の再燃がある。上昇は、Rippleと米証券取引委員会(SEC)が米連邦第2巡回控訴裁判所に控訴の取り下げを共同で申請したことから始まった。これにより、約5年に及ぶ法廷闘争が終結に向かう可能性が高まった。

Rippleの最高法務責任者(CLO)であるスチュアート・アルデロティ氏は、双方が訴訟費用を自ら負担することで合意したと確認。これが、和解に向けた明確なサインと受け止められている。

SECは2020年、XRPの販売が未登録証券の提供にあたるとして提訴。2023年の重要判決では、Coinbase(コインベース)やBinance(バイナンス)などの取引所におけるXRP販売は証券取引に該当しないとされた一方で、Rippleによる一部の機関投資家向け販売については違反と認定された。

今年初めに提案された5,000万ドル(約74億8,000万円)の和解案は裁判所に却下されたが、今回の申請と8月15日までに予定されているSECの最新報告により、最終的な解決が近いとの見方が強まっている。法的問題が解消されれば、XRPに連動した上場投資信託(ETF)が実現する可能性も高まり、機関投資家の参入拡大につながると見られる。

XRPテクニカル分析:次のターゲットは3.65ドル

XRPの価格見通しは強気で、2時間足チャートでは7月下旬の18%下落後に形成された対称三角形パターンを上方にブレイクしている。強い上昇トレンドラインに支えられたこのブレイクは、価格を約20%押し上げ、3.38ドルの抵抗線に迫った。

モメンタム指標もこの強気傾向を裏付けている。MACDはゴールデンクロス後にプラス圏へ転じ、RSIは60付近を維持しており、買われ過ぎ水準に達する前にさらに上昇余地があることを示している。

現在の抵抗線直下での持ち合いは、ブルフラッグ型のチャートパターンに似ており、さらなる上昇局面の可能性を示唆する。50期間単純移動平均線(SMA)は3.12ドルに位置し、トレンドラインとともに押し目買いの重要なサポートゾーンとなっている。3.38ドルを出来高を伴って明確に上抜ければ、フィボナッチ分析や計測値からは3.51ドル、次いで3.65ドルが視野に入る。これは2018年の過去最高値直前の水準だ。

ETFが放物線的上昇を後押しする可能性

現行のチャート構造が維持され、特にSEC訴訟がRipple有利で決着すれば、ETF承認が上昇の起爆剤となり得る。これは今年、ビットコインの現物ETFが導入された際に見られたように、機関マネー流入の扉を開く可能性がある。

テクニカルの強さとETFによる資金流入が重なれば、XRPは4.00ドル(約598円)に到達、またはそれを突破する放物線的な値動きも想定される。

トレーダーにとっては、3.38ドルを上抜け、損切りを3.12ドル未満に置く戦略がリスク・リワードの観点から有効と考えられる。規制圧力の緩和とETFマネーの流入は、テクニカルと市場心理が同時に好転するまれな環境といえる。

これらの条件がそろえば、XRPは2018年の高値を再試し、新たな最高値を更新する可能性があり、次の暗号資産サイクルで有力な上昇銘柄となるだろう。

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