現在のXRP価格は2.19ドル（約339円）で、直近24時間の取引量は20億2,000万ドル（約3,131億円）だ。XRPは前日比1％下落したが、時価総額が約1,320億ドル（約20兆4,600億円）と依然として世界4位の暗号資産（仮想通貨）としての地位を維持している。
流通枚数が603億枚に達するなか、投資家の関心は、XRPが2026年末までに議論の中心となっている 5.50ドル（約853円） に向けて上昇できるかどうかに集まっている。
市場構造は安定化の兆し
XRPの直近の値動きは、数カ月にわたる売り圧力を経て、市場が安定を取り戻そうとしている状態を示している。日足チャートでは、XRPは繰り返し2.1458ドル（約333円）付近を防衛しており、長い下ヒゲが買い支えの強さを示す。
10月初旬以降、下降トレンドラインの下に閉じ込められてきた市場にとって、このゾーンの維持は重要だ。これは売り圧力が弱まりつつあることを示唆する。
20日指数移動平均線（短期トレンドの指標）も2.2026ドル（約341円）近辺で横ばいとなり、数週間ぶりに急角度の下向きではなくなった。この動きはXRPが構造的な反転準備に入りつつある可能性を示している。勢いはまだ強くないものの、反転に向けた地盤固めが着実に進んでいる。
XRP/USDの三角持ち合い圧縮は12月のブレイクアウトを示唆
XRP価格予測は現時点では中立だ。XRPは現在、三角持ち合いの圧縮帯に入りつつあり、これは一般的に大きな値動きの前兆となるパターンだ。直近1週間の複数のドージ型ローソク足は弱さではなく迷いを示しており、トレーダーは次の材料を待っている。
RSI（相対力指数）は47付近の中立水準で、どちらの方向にも値幅を拡大できる余地がある。下降トレンドラインを明確に上抜けて終値を付けた場合、まず最初の重要レジスタンスは2.3847ドル（約370円）となる。
この価格帯を突破すれば、2.5783ドル（約400円）への上昇が視野に入り、さらに2.78ドル（約431円）を目指す可能性もある。一方、テクニカル分析では、まず2.20〜2.23ドル（約341〜345円）付近への小幅な押し目が発生し、より健全な高値・安値の構造を形成したうえでレジスタンスに向かう展開が望ましいと示している。
2026年に向けてトレーダーが注目すべき点
最も魅力的な展開は、XRPがトレンドラインを突破し、再テストして維持できたときに形成される。この形が整えば、より高い水準へ向かう見通しが明確になり、2026年初頭に向けた積極的なターゲットが開かれる。
市場全体で流動性が戻り、買い勢いが強まれば、5.50ドル（約853円）への到達は非現実的とは言えなくなる。
さらに、プレセール市場が再び活発化し、資金が高ベータ資産に戻りつつある状況では、XRPのブレイクアウトが既存ホルダーだけでなく、新規投資家をも市場サイクルに引き込む可能性がある。
Maxi Doge：最大級の熱量を持つミームコイン
Maxi Dogeは、高いエネルギーを持つミーム的な世界観と急成長するプレセールによって人気が急拡大している。これまでに420万ドル（約6億5,100万円）以上を調達し、今年注目のミームトークンの一つとなっている。
このプロジェクトは、大胆なブランディングと実際のユーザー参加型の仕組みを組み合わせている。ROIコンテストやコミュニティイベントが絶え間なく行われ、一般的なドッグ系トークンよりも個性と継続性を備えた存在となっている。レバレッジに狂ったようなマスコットキャラクターも、その文化的な存在感を強めている。
また、ホルダーはMAXIをステーキングし、スマートコントラクトによる日次報酬を受け取れるほか、限定コンペティションや提携イベントへのアクセスも得られる。このステーキング機能は、ユーザーを継続的にエコシステムへ結びつける要素となっている。
MAXIの現在価格は0.00027ドル（約0.042円）で、次の価格引き上げも迫るなか、プレセールは勢いを増している。熱量、キャラクター性、コミュニティ主導の動力を持つミームコインを探している投資家にとって、Maxi Dogeは注目すべき存在だ。