Midnight(NIGHT)のエアドロップが開始され、XRP価格予測に注目が集まっている。XRP保有者は、NIGHTトークン総供給量の5%に相当する分配を受ける権利を得た。
この配分により、XRP保有者は最大12億枚の無料NIGHTトークンを請求できる仕組みとなっている。分配は、2025年6月に取得されたスナップショットに基づき行われる。
Consensus 2025において、Cardano(カルダノ)の創設者であるチャールズ・ホスキンソン氏は、XRP保有者がこのNIGHTエアドロップに含まれることを確認した。同氏は、エコシステム間の協力促進と長期支持者への報酬が狙いであると述べた。
Cardano Founder Reiterates That #XRP Holders Will Receive Midnight Airdrop💥 pic.twitter.com/ztGkAfP2bg
— XRP CAPTAIN (@UniverseTwenty) March 3, 2025
NIGHTエアドロップ開始もXRP価格の動きは弱気
XRP保有者は、Glacierフェーズが終了する前の60日間にNIGHTトークンを請求できる。初回の請求期間を逃した場合でも、Scavenger Mineフェーズで再び請求する機会が設けられている。
請求資格を得るには、スナップショット時点で少なくとも100ドル(約15,000円)相当のXRPを保有している必要があった。請求可能期間は9月中旬まで続く。
NIGHTはガバナンス権を提供し、主要ブロックチェーン間のクロスチェーン協力を推進することを目的としている。
長期的なXRP支持者に報いる仕組みではあるが、リップルのトークン価格は市場環境の弱さに影響を受けている。過去7日間でXRPは6.93%下落し、8月の高値3.38ドル(約507円)から後退した。
一方で、XRPは年初来で392.22%の上昇率を記録しており、トップ10暗号資産の中で最も高いリターンを示している。価格は0.4936ドル(約74円)から3.65ドル(約548円)まで上昇した。この実績から、リップル 今後 の展開に注目が集まっている。
現在の取引価格は約2.74ドル(約412円)で、アナリストは2.70ドル(約406円)のサポート水準を守りつつ2.90ドル(約437円)の抵抗を突破できるかに注目している。
XRP価格予測:2.70ドルサポートでテクニカル分析は反発の兆し
テクニカル分析では、サポートを明確に割り込んだ場合、次の重要水準は2.33ドル(約351円)付近となり、さらなる下落リスクが示唆される。
一方、上昇局面では最初の大きな障壁が3.03ドル(約456円)にあり、勢いが増せば3.16ドル(約475円)や3.31ドル(約498円)まで到達する可能性がある。
RSI(相対力指数)は33付近で推移しており、売られすぎの水準に近づいている。これは売り圧力が依然として強いものの、まもなく弱まり始める可能性を示している。
買い手が2.70ドルを守れば、3.03ドルの抵抗水準まで反発する展開が考えられる。ただし、この水準を割り込めば、2.33ドルまで急落する可能性が高まる。
Bitcoin Hyperプレセールが勢いを拡大
Bitcoin Hyper(HYPER)は、資金調達のためにトークンを先行販売している暗号資産プロジェクトで、多くの投資家が参加している。
同プロジェクトは、ビットコインをより速く、より安価に利用できるようにすることを目指している。例えるなら、交通量の多い高速道路に追加車線を設け、より多くの車が同時に走行できるようにするイメージだ。
これまでにBitcoin Hyperは1,330万ドル(約20億円)以上を調達しており、一般公開前に購入したいと考える投資家の需要の高さを示している。
現在、1 HYPERの価格は約0.012845ドル(約1.9円)で、3日ごと、またはラウンドごとに完売した時点で価格が引き上げられる仕組みとなっている。
一部の専門家は、2025年末までに0.20ドル(約30円)、2030年には1.20ドル(約180円)に到達する可能性があると予測している。もし実現すれば、資金が20倍から50倍に拡大する計算になる。
購入は公式ウェブサイトから可能で、ETHやUSDTなどの暗号資産のほか、通常の銀行カードでも支払いに対応している。