アジア有数の規制先進国であるシンガポールが、Ripple USD（RLUSD、同社が発行するステーブルコイン〔価格が安定した暗号資産〕）を銀行の決済トークンとして使用することを承認した。
この動きは、世界的に機関投資家の導入が急速に進む中で、XRPの価格予測を強気に傾ける要因となっている。
シンガポール金融管理局（MAS）は、Rippleが同国で「メジャー・ペイメント・インスティテューション（主要決済機関）」として事業を行うためのライセンス範囲を拡大した。これにより、同社は規制下の決済サービスを広げ、シンガポールの利用者にさらに高い価値を提供できるようになる。
Huge news from Singapore: https://t.co/KVxTs7IEKc
The @MAS_sg has approved an expanded scope of payment activities for our Major Payment Institution license – enabling us to deliver end-to-end, fully licensed payment services to our customers in the region. 🇸🇬
— Ripple (@Ripple) December 1, 2025
Rippleは月曜日のプレスリリースで、この国で同社のソリューションを導入する利点を3点示した。最大の特徴は、RLUSDを用いることで決済をほぼ即時に完了できる点だ。
今回のライセンス拡大により、RLUSDの需要が急増する可能性がある。銀行や金融機関は、アプリなどのサービスを通じて暗号資産を移転する際に、XRPとRLUSDを活用できるようになった。
XRP価格予測：サポートが維持されれば、次は3ドル台の大幅上昇も
XRPは前日の大きな下落にもかかわらず、2ドル以上を維持している。取引量は流通供給量の3％に達しており、買い圧力の強さが示されている。
2ドルを上回る状況を保つことは、XRPの長期的な展望にとって重要だ。これまで何度も同水準を割り込んでいるが、そのたびに回復してきた。
直近の下落にもかかわらず、相対力指数（RSI）は下落基調の弱まりを示し、強気のダイバージェンスが確認されている。
2ドルのサポートを確保できれば、下降チャネルの上抜けが起き、強気のXRP価格予測を裏付ける可能性がある。
今年中にXRPが100倍になる可能性は低いものの、今回の新しい動きによって下落からの回復が進み、年末までに過去最高値を更新する可能性は依然として残されている。
一方、世界的にブロックチェーン活用が進む中で、Bitcoin Hyper（HYPER）のような主要な暗号資産プレセールも恩恵を受けている。このプロジェクトは、SolanaベースのBitcoin L2を立ち上げるため、プレセールで約2,800万ドルを調達している。
Bitcoin Hyper（HYPER）：ビットコインアプリケーションの新時代を切り開く可能性
Bitcoin Hyper（HYPER）は、ビットコインのブロックチェーン向けにSolanaベースのスケーリングソリューションを立ち上げる準備を進めており、プレセールを通じて多くの資金を調達している。
これにより、BTC保有者はビットコインのネイティブチェーンを離れることなく、投資から受動的収益を得ることが可能になる。
Hyper Bridgeは、ビットコインチェーン上でBTCを安全に保管し、その相当額のトークンをHyper L2上で発行する仕組みを提供する。これにより、分散型アプリケーションを利用できる環境が整う。
決済から利回り獲得まで、BTC投資家にとって新たな選択肢が大きく広がることになる。
主要ウォレットや取引所がこのL2を採用すれば、HYPERの需要は急速に拡大する可能性がある。
次回の価格上昇前にHYPERを購入するには、公式サイトにアクセスし、Best Walletなどの互換ウォレットを連携すればよい。USDTまたはSOLとの交換、もしくはクレジットカードによる購入にも対応している。