トップクラスのセルフカストディ型暗号資産（仮想通貨）ウォレットであるBest Walletが、WalletConnect認定プログラムのメンバーとなりました。これは、リリースから1年を迎えた同製品にとって大きな成果です。
Best Wallet、WalletConnectが認定する信頼の証を取得
WalletConnectの認定プログラムは、ユーザーエクスペリエンスとセキュリティ統合に関する高い基準を満たしたウォレットに、権威あるゴールドバッジを授与します。この認定は、ウォレット利用者に信頼できる品質保証を提供するものです。
このプログラムでは、ウォレットの安全性、技術力、UXの品質、規制順守が評価されます。さらに、機能の統合や技術革新への取り組みといった基準も考慮されます。
Best Walletは、仮想通貨のセキュリティおよびストレージソリューションで著名な多くの製品群に加わります。メタマスク、トラストウォレット、レジャー、ユニスワップ、1inchなどが、すでに認定されているウォレットに含まれます。
Best Walletのほか、Blockchain.com、BitPay、Bitcoin.comなど合計10のウォレットが、既存の16ウォレットに追加されました。
Best Walletは最高峰の製品群に匹敵
WalletConnect認定バッジは、コミュニティ主導のプロセスの一環として授与されます。これは、仮想通貨ユーザーが自身のニーズに合った最適なセルフカストディソリューションについて、情報に基づいた意思決定を行えるようにすることを目的としています。
WalletConnect認定のゴールドバッジを取得するには、製品提供者がビットコイン（BTC）とイーサリアム（ETH）のブロックチェーンとの完全な統合を証明する必要があります。
Best Walletは、ビットコイン、イーサリアム、BNBスマートチェーン（BSC）、ベース（BASE）、ポリゴン（POL）に対応しており、近日中にソラナ（SOL）も追加予定です。
さらに、認定の対象となるためには、ウォレットが使用状況に応じて仮想通貨分野で上位50位以内にランクインしている必要があります。
この認定により、Best WalletはWalletConnectウォレットガイドに掲載されます。このガイドは、市場に出回っているセルフカストディ型仮想通貨ウォレットの包括的なリストを提供するものです。
昨年11月に開始されたWalletConnect認定プログラムは、信頼性の高いウォレット統合サービス提供者による卓越性の基準を示すものです。
WalletConnectは、DEXやその他のサービスを含むWeb3製品向けに、最も広く利用されているウォレット導入手段を提供しています。
WalletConnect財団の創設者兼ディレクターであるペドロ・ゴメス氏は、この認定プログラムがオンチェーンでのユーザーエクスペリエンス向上という同社の使命の鍵となると考えています。
「これは、優れたウォレット体験とは何か、つまり安全で、シームレスで、直感的であることについて、共通の期待を築くことです」とゴメス氏は説明。
「WalletConnect認定は、信頼性、一貫性、使いやすさを共に拡大していくための手段を与えてくれます」と同氏は述べています。
Best Walletの最新ロードマップ状況を紹介
Best Walletは日本国内のユーザー増加を背景に、日本語に対応したモバイルアプリを正式に公開しました。これにより、日本のユーザーはアプリ内の取引や機能をすべて日本語環境で利用できるようになり、操作性と利便性が大きく向上する見込みです。
アプリは継続的にアップデートされており、最新版であるv2.9ではセキュリティ強化とユーザー体験の改善が図られました。これにより、より安定かつ信頼性の高いサービスの提供が実現されています。
Best WalletのBESTトークンは現在プレセール中で、投資家から1370万ドルを調達しました。
このウォレットは、ローンチパッド機能や、多様なiGaming製品へのアプリ内アクセス、マルチチェーン・マルチウォレットのエコシステム、そして最先端のセキュリティで高い評価を得ています。
Best Walletは、仮想通貨市場参加者のためのワンストップショップとして製品開発を続ける中で、間もなくソラナのサポートを開始します。決済に関しては、ロードマップの第3フェーズでBest Cardが発表される予定です。
なお、Best Walletは、Google PlayおよびApple App Storeでダウンロードすることが可能です。