TRUMPコインが最高値から88%下落──次の仮想通貨 1000倍銘柄をどう見つけるか?

TRUMPコインが最高値から88%下落──次の仮想通貨 1000倍銘柄をどう見つけるか

米国大統領ドナルド・トランプ氏の名を冠した公式ミームコイン「TRUMPコイン」は、約2カ月にわたる下落トレンドから脱却できず、本日も再び下落している。

現在、TRUMPコインの価格は前日比で約2%下落しており、過去30日間では18%の下落となっている。2025年1月の最高値からは実に88%以上も値を下げている状況だ。

TRUMPコイン、トロンチェーンに対応──下落トレンドは継続

2025年7月7日、トロン(Tron)の創設者であるジャスティン・サン氏が、TRUMPコインが同ブロックチェーンに対応することを正式に発表した。この情報は、TRUMPミームコインの公式Xアカウントにより初めて報じられた。

この展開は、オムニチェーンの相互運用プロトコル「LayerZero」によって実現された。これにより、トロン上の投資家もTRUMPコインに参加可能となる。市場では、トロンチェーンの流動性と注目度が、TRUMPコインの長期的な下落傾向を打破する材料になることが期待されている。

DeFi分析サイト「DefiLlama」によると、トロンはブロックチェーン別で5位にランクインしており、ロックされた総資産(TVL)は49億ドル(約7,840億円)以上、アクティブなウォレット数は260万以上とされ、ソラナに次ぐ規模である。

現時点で、トロン上でのTRUMPコインの公開日時は公式に発表されておらず、「近日公開」とだけ案内されている。拡張の発表という好材料があったにもかかわらず、TRUMPコインの価格下落には歯止めがかからず、翌日にはさらに2%下落する結果となった。

TRUMPコインの価格推移──2025年1月高値から約90%下落

日足チャートを確認すると、TRUMPコインは現在、典型的な下落トレンドのレジスタンステストに直面している。5月以降、この斜めの抵抗線が意識されており、これを明確に上抜けるには8.62ドル(約1,380円)以上での終値が必要とされている。

しかし、ブレイクアウトは言うほど簡単ではない。単に一時的に線を上回るだけでは不十分であり、出来高を伴った継続的な上昇が必要だ。TRUMPコインが明確にトレンドラインを上抜けて維持できるまでは、フェイクアウト(だまし上昇)と見なすのが妥当とされている。

ファンダメンタルズの観点では、今後のTRUMPコインの価格は、トランプ大統領の発言や行動次第で大きく左右されるだろう。同氏の大胆な政策や声明が再び注目を集めれば、TRUMPコインが過去の高値を再び目指す展開も考えられる。

実際、2025年5月19日には、トランプ氏がウラジーミル・プーチン露大統領との電話会談を受け、ロシア・ウクライナ間の即時停戦交渉開始を発表したことで、TRUMPコインは一時30%の急騰を見せた。

さらに、6月5日には、かつての盟友であるイーロン・マスク氏との対立が報じられた直後、TRUMPコインは数日間で20%以上上昇した。

しかし現在は、これらのようなニュースもなく、TRUMPコインの価格は依然として低迷を続けている。こうした状況から、多くの投資家やトレーダーは「次の1000倍ミームコイン」を探し始めており、その有力候補として浮上しているのがSnorter Bot(SNORT)である。

Snorter Bot(SNORT)、ICO調達額150万ドル目前──7月注目の仮想通貨となるか

Snorter Bot(SNORT)は、Telegram上で動作するトレーディングボットであり、Solana上で次の1000倍銘柄をスナイプ(早期取得)・取引する機能を備えたミームコインである点が特徴だ。

このボットはマルチチェーン対応で、取引手数料は業界最低水準の0.85%。同様の競合製品であるTrojanやBONKBotよりも安価に設定されており、開始当初からコスト優位性を持っている。

Telegram上の競合ボットであるBONKbot、Banana Gun、Trojanは年間4,000万~8,000万ドル(約64億~128億円)規模の手数料を稼いでおり、SNORTがこの分野で低コストの新勢力となる可能性が示されている。

Snorter BotのICOは開始から約1カ月で約150万ドル(約2億4,000万円)を調達しており、ミームコインと実用性を併せ持つこのプロジェクトへの関心の高さがうかがえる。

同ボットはMEV(最大実行可能価値)保護機能、高度なスナイプツール、コピートレード機能を搭載しており、人気ウォレットやインフルエンサーの動きをトラッキングしながら、注目銘柄を素早く取得できる。

現時点ではSolanaのみで利用可能だが、開発段階からマルチチェーン対応が想定されており、今後はBaseやEthereum(イーサリアム)などへの対応も予定されている。

また、プレセール中にSNORTトークンを購入した投資家は、年率222%のAPY(年利回り)でステーキング(預け入れ運用)することも可能で、ICO完了を待つ間のパッシブ収入手段としても活用できる。

Snorter Botの詳細については、公式サイトを参照されたい。

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