XRPの現在価格は2.81ドル(約414円)で、24時間の取引高は55億5,000万ドル(約8,180億円)となっている。過去24時間で1.3%下落し、時価総額は1,673億5,000万ドル(約24兆6,800億円)で、暗号資産市場では第4位に位置している。
総供給量1,000億枚のうち596億枚が流通しており、次の大きな上昇要因をめぐって投資家の注目を集めている。
その一つとして、XRP連動型ETF(上場投資信託)の登場が挙げられる。BlackRock(ブラックロック)がRipple(リップル)の「Swell 2025」カンファレンスに関与していることから、こうした商品が将来的に実現する可能性が高まっている。
🚨BREAKING: @Ripple confirmed that BlackRock will join the upcoming “Swell Conference 2025“ in New York City! #XRP pic.twitter.com/fxd72DokBL
— JackTheRippler ©️ (@RippleXrpie) September 5, 2025
ETFが承認されれば、機関投資家からの資金流入によって、ビットコインと同様に60%超の上昇を引き起こす可能性がある。
BlackRockとRippleの「Swell」カンファレンス
Rippleの「Swell 2025」カンファレンスは2025年11月4日~5日にニューヨークで開催予定で、BlackRockのデジタル資産ディレクターであるマクスウェル・スタイン氏をはじめ、複数の著名人物が登壇する。
登壇予定者には、Nasdaq(ナスダック)のアデナ・フリードマン氏、Ripple共同創業者のクリス・ラーセン氏、同社CEOのブラッド・ガーリングハウス氏、OKXのジェイソン・ラウCIOも含まれる。
アジェンダによれば、スタイン氏はムーディーズのロリー・キャラギー氏とトークン化資産について議論する予定だが、BlackRockがXRP ETFを直接的に扱うかは明示されていない。
同社はすでにビットコインおよびイーサリアムに連動したETFを提供しているが、XRPについてはこれまで米証券取引委員会(SEC)との長期にわたる訴訟問題を理由に控えていた。この訴訟が先月終了したことで、新たな機関投資家向け商品の道が開かれた可能性がある。
注目点は以下の通りである。
- BlackRockはすでにビットコインとイーサリアムのETFを運用している。
- Rippleの法的リスクは軽減され、ETFへの期待が高まっている。
- Swell 2025では決済、ステーブルコイン、規制、普及に関する議題が扱われる。
テクニカル見通し:XRPに下押し圧力
4時間足チャートでは、XRPは下降チャネル内にあり、弱気の展開を示している。現在は50EMA(2.81ドル)の下に位置し、200EMA(2.87ドル)が上値を抑えている。これまで2.87ドルの突破には失敗している。
ローソク足の形状は迷いを示す「スピニングトップ」や小さな実体が多く、RSIは46で勢いの弱さを示しており強気のダイバージェンスも見られない。もし2.76ドルを下回れば、次の下値目標は2.70ドルや2.62ドルで、下降チャネルの下限と一致する。
強気派が主導権を取り戻すには、2.87ドルを明確に突破する必要がある。強い出来高を伴う「ブルリッシュ・エングルフィング」が確認されれば、2.95ドルや3.04ドルへの上昇余地が開ける。そうでなければ弱気基調が続き、さらなる売り圧力が予想される。
ETFへの期待と長期的展望
短期的には、2.70ドルを維持できるかどうかがXRPの進路を左右する。反発すれば回復局面に入る可能性があるが、下抜ければ一段安が懸念される。
長期的には、中央銀行での採用やETFの実現といった普及の節目が重要になる。ETFを通じて機関投資家の需要が流入すれば、XRPもビットコインのように大規模な上昇を遂げる可能性がある。60%上昇した場合、XRPは4.50ドル(約660円)に達し、暗号資産市場全体が追い風となればさらに上値余地が見込まれる。
投資家にとって忍耐とリスク管理は依然として不可欠だが、ETFへの期待が強気相場への希望を支えている。
プレセール中のBitcoin HyperがBTCの安全性とSolanaの速度を融合
Bitcoin Hyper(HYPER)は、Solana Virtual Machine(SVM)を活用した初のビットコインネイティブのレイヤー2を目指している。これにより、超高速かつ低コストのスマートコントラクト、分散型アプリ(dApp)、さらにはミームコインの作成まで可能にし、BTCエコシステムの拡張を図る。
ビットコインの高い安全性とSolanaの高性能基盤を組み合わせることで、BTCブリッジやスケーラブルなdApp開発といった新たなユースケースを実現する。
プロジェクトは信頼性と拡張性を重視しており、Consultによる監査を受けて投資家に安心感を提供している。
勢いは加速しており、プレセールはすでに1,410万ドル(約20億7,800万円)を突破している。現在の段階ではHYPERトークンの価格は0.012865ドル(約1.9円)だが、プレセールが進むにつれて価格は上昇していく予定だ。
HYPERトークンは公式のBitcoin Hyperウェブサイトから、暗号資産またはクレジットカードで購入することができる。