ChatGPT-5が選ぶ「永遠に保有すべき」仮想通貨 おすすめ3選

OpenAIの最新大規模言語モデル「ChatGPT-5」に、無期限で保有する仮想通貨おすすめ3銘柄を挙げるよう求めたところ、同モデルは既存のリーダーと基盤インフラを組み合わせた「Bitcoin(BTC)、Ethereum(ETH)、Chainlink(LINK)」を選択した。

Chainlinkの採用は以前の候補リストからの変化を示している。過去には、低コスト取引とデフレ型トークノミクスが評価されていた国際送金トークン「Remittix(RTX)」を選んでいた。しかし、最終的にChatGPT-5は、ブロックチェーン間の相互運用性と現実世界のデータ統合に不可欠な役割を果たすLINKに切り替えた。

ChatGPTはBitcoinを「基盤」として選択

現在119,091ドル(約1,790万円)で取引され、過去1年間で99.85%上昇したBitcoinは、長期ポートフォリオの「基盤」として位置づけられた。

スポット型Bitcoin ETFへの機関投資家の需要は過去最高水準にあり、2024年の半減期による供給制約も重なっている。ChatGPTは、固定された発行量とグローバルな信頼がBTCの優位性を支える理由だと指摘した。

ChatGPTはEthereumを「生産資産」として選択

Ethereumは4,404.88ドル(約66万3,000円、年初来+64.31%)で取引されており、「生産資産」として位置づけられた。ステーキングを通じて利回りを生み出す一方、分散型金融(DeFi)、NFT市場、レイヤー2スケーリングソリューションの基盤を提供している。

ChatGPTはChainlinkを「インフラ投資」として選択

Chainlinkは22.95ドル(約3,460円)、過去1年間で119.35%上昇しており、「インフラ投資」として強調された。Cross-Chain Interoperability Protocol(CCIP)を通じて安全なデータ供給と相互運用性を提供し、DeFiプロトコルやトークン化資産、実世界での採用に不可欠とされている。

注目すべきは、約2年前にChatGPT-4が同じ質問を受けた際には、Bitcoin、Ethereum、Cardano(ADA)を選んでいた点である。今回のモデルがCardanoを外し、Chainlinkを選んだことは、大規模採用を目指す段階の資産よりも、すでに基盤機能を提供している資産を重視する方針を反映している。

要するに、このAIの戦略は、投機的な成長よりも実証済みの実用性と構造的重要性を優先し、「永遠のポートフォリオ」を基盤的かつ持続可能なプロジェクトに合わせたものとなっている。

ChatGPTが注目する次の有望暗号資産:Bitcoin Hyper

Bitcoin Hyperは、Bitcoinの速度、コスト、プログラマビリティに関する制約を解決するレイヤー2(L2)ブロックチェーンである。高速かつ安全なスマートコントラクト対応のL2ソリューションを通じて、Bitcoin台帳上に新しい経済活動をもたらすことを目指している。

ChatGPTは、このプロジェクトの強固な技術基盤を評価している。ZK-rollupやSolana Virtual Machine(SVM)の導入により、セキュリティを犠牲にせずにスケーラビリティを実現している点が強調された。また、SVM統合によりRaydiumやJupiterといった主要なSolana分散型アプリ(dApps)がネットワークに移行可能になるとも指摘している。

さらに、ChatGPTはBitcoin Hyperの初期段階での勢いに注目している。現在プレセール中の同プロジェクトは、これまでに9.7百万ドル(約14億6,000万円)を調達しており、「2025年で最も急成長するプレセールの一つ」であると述べた。

投資家からの支持と、Bitcoinが抱える主要課題を解決するユースケースを兼ね備えたことから、ChatGPTはHYPERが市場公開後に大規模な資金流入を呼び込むと見ている。

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