PepeとDogwifhatが急騰、暗号資産市場が反発:注目のミームコインは?

PepeとDogwifhatが急騰、暗号資産市場が反発:注目のミームコインは?

中東におけるイスラエルとイランの停戦合意を受け、緊張が緩和されたことにより、暗号資産市場が反発している。市場を牽引しているのは、Dogwifhat(WIF)とPepe(PEPE)で、いずれも24時間以内にそれぞれ23.5%、9.5%の上昇を記録した。

このようなリスク志向の高まりはアルトコイン市場全体に波及しており、投資家たちは次に爆発的上昇が期待されるミームコインを模索している。中でも注目を集めているのが、Snorter Bot(SNORT)とBTC Bull Token(BTCBULL)といった新興トークンだ。Snorter Botはプレセール開始から1か月で120万ドル(約1億9,000万円)を調達し、BTC Bull Tokenはプレセール最終段階で700万ドル(約11億円)超を集めており、投資家の関心の高さがうかがえる。

反発を牽引するミームコイン銘柄

数日間にわたり恐怖ムードが続いた後、市場が回復に転じる中で、ミームコインが再び先導役となっている。ビットコインのドミナンスがやや後退したことで、よりリスクの高い銘柄に資金が流れ始めた。Dogwifhatは23.5%の急騰を見せ、0.78ドル(約123円)の主要レジスタンスを突破。取引高は4億ドル(約630億円)を超えた。

Pepeもこれに続き、複数の時間軸で強気のテクニカルシグナルが現れたこと、さらにクジラによる大量買いが観測されたことで、9.5%の上昇を記録。トレーダーや自動取引ボットが先回りして反応し、多くの投資家が意表を突かれる形となった。「恐怖と欲望指数」は「恐怖」から「中立」へとシフトしており、短期的な動きの速いトークンにとって有利な地合いとなりつつある。

Dogwifhat(WIF)

Dogwifhatが反発を先導した要因の一つは、Nasdaq上場企業であるDeFi Development Corp.との提携にある。同社はSolana(ソラナ)上にDogwifhat専用のバリデーターノード(検証者)を設置し、その運用はDogwifhatコミュニティに帰属する。インフラ提供や技術的な運用はDeFi企業が担当し、経費を差し引いた後の報酬(SOL)は企業とコミュニティで分配される。

ミームコインと上場企業の提携は業界でも珍しく、WIFの急騰に大きく寄与したとみられる。アナリストのJonathan Carter氏は、X上でDogwifhatが「フォーリング・ウェッジ型」のパターンを形成しており、今後1.36ドル(約215円)までの上昇が期待できると述べている。現在価格の0.86ドル(約136円)から見れば58%の上昇幅だ。2024年3月には時価総額が40億ドル(約6,300億円)を超えており、2025年の強気相場で同様の動きが再現されれば、現在価格から最大400%のリターンが見込まれる。

Snorter Bot(SNORT)

Snorter Botは、新しい取引ボットプロジェクトで、ミームコイン市場における即時反応による利益獲得を目的としている。このボットはTelegram上で動作し、同アプリをチェーンに依存しない高速取引プラットフォームに変える。操作にはSNORTトークンが必要で、他のウォレット取引のコピーや、ストップロス、指値注文、MEV(最大抽出価値)防止型のスワップも可能となっている。

詐欺トークンや悪意あるプロジェクトへの対策として、Snorter Botはハニーポットやラグプル検出機能を備えており、取引対象のトークンの信頼性向上に寄与している。また、独自のRPC(リモートプロシージャコール)インフラを用いることで、取引実行のスピードと精度が大幅に向上している。

当初はSolana上で運用を開始するが、将来的にはEthereum、Polygon、Base、BNB Chainへの拡張も予定されている。SNORTトークンは、ボット機能へのアクセス権に加え、スナイプやコピー取引の無制限利用、手数料の割引(1.5% → 0.85%)といった特典も付与される。

このプレセールには、登録者数70万人超の人気YouTubeチャンネル「99Bitcoins」も注目しており、アナリストはSNORTが「次の10倍銘柄」になると予測している。現在プレセールで割引価格にて購入でき、購入後すぐに年率258%のダイナミック利回りでステーキングも可能となっている。Snorterというミーム的な名称ではあるが、そのユーティリティは本物であり、すでに120万ドル(約1億9,000万円)以上が集まっている。

Snorter Botのプレセールページはこちら

Pepe(PEPE)

Pepeの9.5%上昇は単なる反発にとどまらない。Cumberlandなどの大口投資家が350万ドル(約5億5,000万円)分のトークンを買い増ししており、これは過去にも見られた上昇前の典型的な動きである。

「恐怖と欲望指数」が「中立」に戻ったことも追い風となり、価格は0.00001ドル(約0.0016円)の水準に到達。この価格帯は抵抗線ともなり得るが、アメリカの金融緩和や通貨供給量の増加といった要因が重なれば、さらなる上昇が期待できる。

アナリストのGustavo Maldonado氏は、Pepeが今年中にDogecoinやShiba Inuを上回り、年末には0.000035ドル(約0.0056円)に達すると予測している。現在価格からは約250%の上昇となり、時価総額は140億ドル(約2兆2,000億円)を突破する計算だ。もしこれが実現すれば、Pepeは過去最高値を更新することになる。

BTC Bull Token(BTCBULL)

BTC Bull Tokenは、独自の報酬システムによって注目を集めるミームコインだ。ビットコインの価格が15万ドル(約2,360万円)、20万ドル(約3,150万円)に達した際、BTCBULL保有者には実際のビットコインが報酬として支給される。25万ドル(約3,940万円)に達した場合には、大規模なBTCBULLトークンのエアドロップ(無償配布)も予定されている。

この設計により、ユーザーはビットコイン自体を購入することなく、その上昇による恩恵を得られる。また、トークン価格を支える仕組みとして、供給量の最大15%を焼却(バーン)する計画もあり、価格の安定と上昇を後押ししている。ビットコインが12万5,000ドル(約1,970万円)、17万5,000ドル(約2,760万円)、22万5,000ドル(約3,540万円)に到達するたびに、一部トークンが永久に消滅する。

トークン自体はEthereum(イーサリアム)チェーン上で構築されており、Uniswapなどの分散型取引所での売買や、DeFiでの貸し借り、ステーキングによる報酬獲得も可能となっている。現在ステーキングを行えば、年率55%のダイナミック利回りを得ることができる。

人気YouTubeチャンネル「Cryptonews」も、BTCBULLに100倍の成長可能性があると評価しており、ビットコインとの強い連動性を理由に挙げている。

BTC Bull Tokenのプレセールでは、すでに700万ドル(約11億円)以上が調達されており、残り5日を切って勢いを増している。現在のプレセール価格は0.00258ドル(約0.41円)に固定されているが、上場後は市場原理により価格が変動する見通しである。

BTC Bull Tokenのプレセールページはこちら

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