ビットコイン(BTC)の価格は過去24時間でわずかに下落し、2025年6月22日21時40分(米国東部標準時)時点で101,221.32ドル(約1,580万円)となっている。時価総額で最大の暗号資産から投資家が一部資金を引き揚げたことが要因とみられる。
この下落は、マイクロストラテジーのマイケル・セイラー氏が前日にX(旧Twitter)に投稿した内容を受けた動きでもある。同氏は再び「SaylorTracker」のチャート画像を共有しており、これは過去に同社によるビットコイン購入発表の前兆となっていた。
今回も新たな購入が発表されれば、マイクロストラテジーによるビットコイン購入は11週連続となる可能性がある。
Nothing Stops This Orange pic.twitter.com/NwtiXWl4MT
— Michael Saylor (@saylor) June 22, 2025
ビットコイン価格、レンジ相場を下抜け
ビットコイン価格は、過去24時間で中期的なレンジ相場(100,531.66ドル〜110,285.77ドル)を下回った。この影響で、一時的に心理的節目である10万ドル(約1,560万円)を下抜ける場面も見られた。

本日の取引終了時点でこのレンジを下回ったままであれば、ビットコインは94,443.01ドル(約1,470万円)まで下落するリスクがある。一方で、100,531.66ドルを上回って終値を付けた場合、レンジ中央の104,830.57ドル(約1,640万円)までの反発も想定される。その水準を上抜ければ、短期的に110,285.77ドルへの上昇も視野に入る。
テクニカル分析ではさらなる下落の兆し
テクニカル分析の観点からは、ビットコイン価格が今後24時間でさらに下落する可能性を示すシグナルが現れている。特に、移動平均収束拡散法(MACD)と相対力指数(RSI)の両方が弱気の傾向を示している。
MACDラインは数日間、シグナルラインを下回っており、売り手優勢のトレンドが続いていることを示唆している。直近ではその差が拡大しており、弱気圧力が強まっている。
また、RSIは日足チャートにおいて単純移動平均線(SMA)を下回っており、買い圧力の低下を示している。現在のRSI値は30後半であり、売られ過ぎとされる水準(30未満)に達する余地が残されている。
こうした状況を受け、投資家の関心は新たに登場したミームコイン「BTC Bull Token(BTCBULL)」のプレセールに移っている。プレセール終了まで残り1週間あまりとなっている。
YouTubeチャンネル「99Bitcoins」は、登録者72万3,000人超に向けた動画で、「BTCBULLは上場後に10倍の上昇が見込まれる」と評価している。
保有するだけでビットコインがもらえる可能性も
BTC Bull Tokenは、時価総額で最大の暗号資産であるビットコインが1枚あたり100万ドル(約1億5,600万円)に達するという信念を基に設計されたミームコインだ。このプロジェクトでは、一定のビットコイン価格に達した際に、BTCのエアドロップやBTCBULLのトークンバーン(焼却)を実施する仕組みを導入している。
エアドロップは、ビットコインが初めて15万ドル(約2,340万円)に到達した時点で開始される。その後、5万ドルごとの新たな節目(20万ドル、25万ドルなど)に達するたびに追加のエアドロップが実施される。トークンバーンについても同様の価格節目を基準に行われ、12万5,000ドル(約1,950万円)到達時から開始される予定だ。
このように、BTCBULLを保有しているだけでビットコインを受け取れる可能性がある点に加え、トークンバーンによって供給が減少することから、価格上昇への期待も高まっている。こうした要素を背景に、多くの専門家が同コインの高騰を予測している。
BTCBULLプレセール終了まで残りわずか
BTC Bull Tokenはこれまでに730万ドル(約11億4,000万円)以上をプレセールで調達しており、投資家の期待の高さを裏付けている。プレセール終了まで残り1週間余りとなり、早期参入を目指す投資家にとって残されたチャンスは限られている。

投資希望者は、プロジェクトの公式サイトに設置された購入ウィジェットから、仮想通貨またはクレジットカードで1トークンあたり0.002575ドル(約0.40円)で購入可能だ。
購入後は、年利56%のステーキングプールに預けることで追加のリターンも得られる仕組みとなっている。
プレセール終了前の購入を検討するなら、今がそのタイミングかもしれない。






