
ビットコインは8月12日、7月中旬に記録した過去最高値(約123,000ドル)から約3 %下落し、現在は約119,000ドル台で推移しています。
他のアルトコインも軒並み下げ、暗号資産市場全体に悲観ムードが広がっています。その背景には、7月30~31日に開催されたFOMCで、パウエル議長が慎重な姿勢=ややタカ派的とも受け取れるトーンを維持したことで、相場は116,000ドル台まで急落しました。
さらに、7月のコアCPIが前年同月比で3.1%と高止まりしており、FRBによる利下げ観測は後退。トランプ政権下での金融政策転換を期待する声もありますが、市場には依然として不透明感が根強く漂っています。
ただし、短中期的には9月以降の利下げ開始の可能性も意識されており、アナリストの中には、ビットコインが年末に向けて150,000~200,000ドルへ浮上するという見方も出ています。
2026年に備えて注目したいアルトコイン3選
現在の仮想通貨市場は、悲観的なムードが漂っている。しかし、トランプ政権の発足により、11月6日以降に見られた仮想通貨市場の急騰が再び訪れ、ビットコインを含むアルトコイン急騰の第2フェーズが到来するとの見方が強まっている。
特に注目されているのは、クジラと呼ばれる大口投資家が関心を寄せる以下の銘柄だ。
- ドージコイン(DOGE)
- リップル(XRP)
- マキシドージ(MAXI)
これらは、第2上昇フェーズにおいて高いリターンが期待される銘柄である。
1. ドージコイン(DOGE)
仮想通貨アナリストの報告によれば、クジラがわずか1日で10億DOGE以上を購入する動きが確認された。これは、ミームコインへの関心が再び高まっていることを示しており、さらにドージコインが0.46ドルの抵抗線を突破したタイミングと重なっている。
また、次期トランプ政権で新設予定の「政府効率化省(DOGE省)」のトップにイーロン・マスク氏が就任予定であることも、価格上昇への期待を押し上げている。ミームコイン市場の時価総額が1,400億ドルを突破した現在、この勢いが続けばドージコインが1ドルを超える可能性も十分にある。
2. リップル(XRP)
リップルが下落基調を示す中、クジラによる大量購入が相次ぎ、1億XRP以上の買い増しや、数億ドル規模のXRP移動が確認されている。これらの動きは、新たな強気相場入りの兆候とされている。
背景には、トランプ政権発足後にリップル社と米証券取引委員会(SEC)の長期化していた訴訟問題が解決へ向かうとの見通しがある。これにより法的リスクが大幅に軽減され、投資家心理が改善、資金流入が加速する可能性が高い。また、高速トランザクションや低コストといったリップルの技術的優位性も評価されており、2026年に大きな成長が期待される銘柄だ。
3. マキシドージ(MAXI)
Maxi Doge(MAXI)は、一般的なミームコインとは一線を画す存在である。2025年の強気相場を見据えて設計された、ドージコインを風刺した実用性重視のパロディコインだ。MAXIのプレセールはすでに65万8,000ドル(約9,900万円)以上を調達している。ユーモアと実用的なユースケースを融合させた設計で、デフレ型トークンモデル、オンチェーンによるステーキング報酬、コミュニティ主導のトレジャリー運営を採用している。そのユニークなブランディングはすでに著名な暗号資産インフルエンサーの注目を集め、今シーズンで最も話題性のあるミームトークンの一つとなっている。
トークノミクスはシンプルかつ効果的で、発行上限のある供給量、自動バーン機能による希少性の向上、そして保有者がパッシブ収入を得られるステーキングプールを備えている。さらに、プレセール初期の購入者にはボーナス配分があり、一般公開前に同額でより多くのトークンを入手できる。
この注目度を支えている要因の一つは、ミーム的な魅力に加え、NFTアーティストやゲームプロジェクトとの提携計画を示唆している点である。これにより、従来のミームコインの枠を超えたエコシステム拡大が見込まれる。SNS上でのコミュニティの盛り上がりは非常に大きく、開発チームは身元を公開している。
暗号資産系YouTubeチャンネル「CryptoBury」による詳細なレビューでは、ユーモア、トークンの実用性、透明性の高いチーム運営が高く評価された。その内容からも、MAXIは単なる短期的な値上がりと暴落を繰り返すコインではなく、長期的に存続する可能性を持ったミームコインだといえる。
ミームトークンが市場を度々驚かせる中、バイラル性と実用的な機能を兼ね備えたMaxi Dogeは、2025年におけるブレイク候補の一つと目される。現在プレセールが開催中で、1トークンあたりの価格は0.0002515ドル(約0.038円)だが、取引所に上場すれば早期参入による優位性は失われる。
