Bananas For Scale(バナナス・フォー・スケール)の価格は、過去24時間で37%上昇し、2025年7月10日7時55分(米東部標準時)時点で0.0208ドル(約3.25円)を記録した。取引量も282%増加し、2億200万ドル(約316億円)に達している。
Bananas For Scaleの価格動向──クジラが買い増し中か
BANANAS31の現在価格は0.02081ドルで、12時間足では0.024392ドルまで急騰する場面も見られた。強い上昇モメンタムが確認されている。
50期間単純移動平均線(SMA)は0.011059ドル(約1.73円)に位置しており、現在価格はこの水準を大きく上回っている。これは上昇トレンドが継続していることを示唆している。最近の上昇により、BANANAS31は潜在的な上昇余地を残している可能性がある。
指標を見ると、相対力指数(RSI)は78.84となっており、買われすぎの領域に達している。これは短期的な調整が発生する可能性を示唆しているため、警戒が必要である。

一方で、チャイキン・マネー・フロー(CMF)は0.13となっており、資金の流入が継続していることがわかる。出来高の急増と価格の上昇が連動しており、大口投資家による買い集めが進んでいる可能性がある。
RSIが買われすぎを示唆──強気相場が継続か
現在の37%の上昇により、BANANAS31は過去最高値である0.02439ドル(約3.81円)付近のレジスタンスに接近している。この水準を突破できれば、0.032ドル(約5.00円)以上への上昇も視野に入る。
しかし、RSIが買われすぎとなっていることに加え、利益確定の売りが出る可能性もあり、価格が50日SMA(0.01136ドル/約1.77円)やサポートラインである0.010144ドル(約1.59円)まで下落する可能性もある。このあたりでの押し目買いは、リスクとリターンのバランスが取りやすいエントリーポイントとなるだろう。
長期的には、ユニークな「バナナでサイズを測る」テーマが話題性を維持し、コミュニティの熱量が高まれば、ミームコインとしての勢いが持続する可能性がある。ただし、価格変動が大きいため、ストップロスの設定は必須である。
6月下旬以降のチャートは上昇傾向を示しており、依然として強気の流れは続いている。リスクを取れる投資家にとっては、まだ遅くはない。ただし、次の押し目や0.02951ドル(約4.62円)を明確に超える場面を確認してからのエントリーが望ましい。
TOKEN6900が26万6,000ドル突破──実用性よりも話題性で急騰
Bananas For Scaleがさらに56%の上昇を狙う中、AI技術や大義を掲げるプロジェクトに疲れた投資家たちは、まったく別の方向性を持つTOKEN6900(T6900)へと資金を移しつつある。何もしないことを売りにした、正直すぎるミームコインが話題だ。

6月30日にローンチされたこのイーサリアム(Ethereum)ベースのトークンは、2000年代のインターネット文化と“69エネルギー”を全面に押し出し、堅実性よりもカオスを選んでいる。プレセール開始からわずか2週間足らずで、すでに26万6,000ドル(約4,160万円)を調達し、500万ドル(約7億8,000万円)のハードキャップに向けて勢いを増している。
T6900は、他のミームコインのように株価指数や原油価格と連動するふりをせず、「Vibe Liquidity(バイブ・リクイディティ)」──つまり、ネットトレーダーたちのノリと盛り上がりに依存している。総発行枚数は930,993,091枚で、ライバルであるSPX6900より1枚多いという遊び心も持ち合わせている。うち80%がプレセールで販売される予定だ。
また、T6900は自らを「ノン・コラプト・トークン(非腐敗トークン)」と称しており、各国政府が通貨を刷り続け、他のコインが供給を増やす中で、同トークンはスマートコントラクトで固定供給にロックされている。CoinsultとSolidProofによる監査も受けており、カオスながら一定の信頼性も備えている。
さらに、T6900は年間182%という高利回りでのステーキングも可能である。
登録者数72万人超の仮想通貨系YouTubeチャンネル「99Bitcoins」では、T6900がSPX6900の次なる存在になると予測している。
現在のプレセール価格は0.0065ドル(約1.02円)で、ETH、USDT、BNB、またはクレジットカードで購入可能だ。TOKEN6900の公式サイトで販売されているが、価格は20時間以内に上昇予定となっているため、急ぐ必要がある。






