
ビットコイン(BTC)が過去最高値となる126,000ドル(約1,930万円)を突破する上昇を見せ、市場は年末に向けて強気のムードを高めている。特にBTC現物ETFへの積極的な資金流入が相場を押し上げ、10月だけで50億ドル(約7,650億円)を超える純流入が記録された。
BTC価格は過去最高値からわずかに調整しているものの、国家による準備資産としての採用が進んでおり、強気のセンチメントを支えている。象徴的な事例として、ルクセンブルクは国家資産のおよそ1%をビットコインETFに投資する、欧州初の国となった。
さらに、S&Pダウ・ジョーンズ・インデックスは新たに「S&P Digital Markets 50」指数を発表した。この指数は主要暗号資産15銘柄と35の暗号資産関連株の価格を追跡する。
こうした動きは、現在の「Uptober(10月の強気相場)」が第4四半期を通じて継続する可能性を示している。その背景を踏まえ、経験豊富な投資家は、有望なトークンを割安価格で早期に仕込むことが大きな利益につながると認識している。
ここでは、2025年に注目すべき1ドル未満の仮想通貨プレセールを3つ紹介する。
Snorter Token
今月の取引所上場を控え、投資家が積極的に買い集めている注目プレセールの1つが、Snorter Token(SNORT)だ。これはミーム系暗号資産でありながら、Telegram上で稼働する取引ボットとしても機能する。
投資家がすでに500万ドル(約76億円)以上を投じている大きな理由は、Snorter Bot内での実用性にある。Solana(ソラナ)の技術を基盤とした独自システムにより、サブセカンド(1秒未満)の高速取引を実現し、個人投資家にも公平な環境を提供することを目指している。
ユーザーはTelegram上で新規コインのローンチをわずかな時間差で狙い撃ちでき、価格急騰前に購入するチャンスを得られる可能性がある。また、Snorter Botは不審なトークンを検知するアルゴリズムを搭載し、ベータ版ではおよそ85%の精度を記録した。
SNORTトークンの保有者には複数の特典が用意されている。たとえば取引手数料は通常1.5%のところ、保有者は0.85%に割引され、さらに年利最大110%のステーキング報酬を得られる。
現在、プレセール終了まで残り10日となり、最後の購入価格は0.1075ドル(約16円)だ。
Bitcoin Hyper
次に紹介するのは、ビットコインの機能を拡張するプロジェクト「Bitcoin Hyper(HYPER)」だ。
このプロジェクトはビットコイン上に新しいレイヤー2(L2)を構築し、Solanaのようなスピードと柔軟性をBTCに持ち込むことを目指している。要するに、ビットコインを単なる決済手段以上に「速く」「安く」利用できるようにするという構想である。
その壮大なビジョンにより、Bitcoin Hyperは投資家から高い注目を集め、プレセールはすでに2,300万ドル(約352億円)に迫っている。
高度な技術(Solana Virtual Machineを含む)を活用することで、秒間数万件の取引処理が可能となり、従来のビットコインの3~5件/秒を大きく上回る。これはLightning Networkをも超える性能であり、ビットコインを基盤とした新しい応用分野を切り開く可能性がある。
HYPERトークンはこのL2ネットワーク上でほぼゼロ手数料の取引を可能にする。また、DeFi(分散型金融)、NFT、即時決済といったユースケースの拡大を後押しする。さらに、HYPERはスマートコントラクトの実行も可能にし、ネットワークの成長に伴って持続的な需要を生み出すと期待される。
現在、HYPERは0.013095ドル(約2円)で購入でき、年利最大51%のステーキング報酬を受け取れる。
Maxi Doge
最後に取り上げるのは、Maxi Doge(MAXI)だ。Dogecoinを“ジムに通う兄貴分”として再解釈し、極端なハイレバレッジ取引を象徴する新しいミームコインである。
Dogecoinがエナジードリンクを飲んで筋トレをしているようなイメージを打ち出し、トレーダーの「マックスレバレッジ」ライフスタイルを体現している。
すでにミームコイン愛好家の支持を集め、プレセールでは280万ドル(約4億2,800万円)以上を調達している。
ユーモラスなキャラクター性を持ちながらも、プロジェクトは実質的な価値を伴っている。チームは週次のトレードコンテストを開催し、ROI(投資利益率)が高い上位トレーダーにはMAXIやUSDTで賞金を付与する計画だ。
さらに、MAXIは提携先の先物取引プラットフォームを通じて最大1,000倍のレバレッジ取引を可能にする方針を掲げている。
現在、MAXIは0.0002615ドル(約0.04円)で購入可能で、年利最大119%のステーキング報酬も提供されている。
この3つのプロジェクトはいずれも、割安な価格で購入できるうちに参加する価値があると見られている。2025年に向けて、こうした仮想通貨プレセールは投資家にとって大きなリターンを狙う機会となり得るだろう。
免責事項:本記事は投資助言ではない。暗号資産はリスクが高いため、投資にあたっては各自で十分な調査を行うこと。
