暗号資産市場は2025年末を控え、価格が方向感を欠く展開が続く中、強気派は年末相場の回復に期待を寄せている。一方、Layer 2分野では明るい兆しが見られ、ArbitrumやMantle、Polygonではオンチェーン活動が増加している。
また、ビットコイン(BTC)のライトニング・ネットワークは今週、利用拡大を背景に過去最高の容量を記録した。
さらに、リップルはステーブルコインRLUSDをイーサリアムのLayer 2へ拡張し、より高速かつ低コストの送金を可能にしている。
こうした変動を伴いながらも、拡張性を重視する流れは資金流入を引き続き呼び込み、仮想通貨プレセール市場も恩恵を受けている。実用性を備えたスケーリング技術への関心が高まる中、新興プロジェクトへの投資意欲が再び活発化している。
中でも、新たなビットコインLayer 2として登場したBitcoin Hyper(HYPER)は、トークン販売で約3000万ドル(約45億円)を調達した。
著名アナリストの一部は、同トークンが将来的に100倍規模の上昇余地を持つと予測しており、2026年を見据えた有力プレセールの一つとされている。
Layer 2プレセール拡大の追い風を受けるBitcoin Hyper
Bitcoin Hyperは、ビットコイン向けとして史上最速級のLayer 2ネットワークを目指している。同プロジェクトは、処理速度の遅さや高額な手数料といったBTCの長年の課題解消を狙う。これにより、ユーザーはステーキングや分散型金融(DeFi:中央管理者を介さない金融サービス)、dAppsの利用が可能になる。
技術面では、高スループットを誇るSolana Virtual Machine(SVM)を採用し、高速なトランザクション処理を実現する。また、ノンカストディ型の公式ブリッジを通じ、第三者を信頼することなくBTCをレイヤー間で移動できる設計となっている。
Layer 2側でスマートコントラクトと大量処理を担い、最終決済はビットコインのProof of Work型L1へ戻すハイブリッド構成を採用する。
これにより、即時に近いファイナリティやSPL互換トークンへの対応、決済からゲーム開発まで幅広い開発環境が提供される。登録者数約10万人を抱える暗号資産系YouTuberのBorch Cryptoは、構想通りに進めばHYPERは100倍成長の可能性があると指摘した。
ロードマップによると、Layer 2メインネットは2026年初頭に公開され、同時にHYPERの取引所上場も予定されている。HYPERはLayer 2手数料の支払い手段であり、ガバナンス参加にも必須となる中核トークンとして位置付けられている。
来年に向け好調が見込まれるBitcoin Hyperプレセール
HYPERの価格はプレセール期間中、段階的に引き上げられる設計となっている。現時点では1トークン0.013445ドル(約2円)と割安水準にあり、早期参加者は最大39%のステーキング利回りも得られる。今週は資金流入のペースが特に速く、3000万ドル到達を視野に入れつつ、日々数百人規模の購入者が参加している。
Determinism is the backbone of a credible rollup.
Bitcoin Hyper is exploring how to maintain fully deterministic parallel SVM execution, enabling verifiable state commitments and trust-minimized execution anchored to Bitcoin.
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— Bitcoin Hyper (@BTC_Hyper2) December 17, 2025
投資を始めるには、公式サイトでウォレットを接続し、ETHやSOL、BNB、ステーブルコインと交換するだけでよい。
最低投資額の制限はなく、クレジットカードやデビットカードでの購入にも対応している。
こうした高い利便性と明確な実用性が評価され、Bitcoin Hyperは2026年注目の仮想通貨プレセールとして存在感を強めている。






