暗号資産市場が下落局面にある中、どの新規プレセールを購入すべきかが関心を集めている。市場の「ディップ(下落)」という表現は何度も使われてきたが、依然としてこの状況が続いている。毎月のように新しいトークンが登場するものの、その多くは誰にも記憶されないまま消えていくため、価値ある情報が埋もれがちだ。しかし、一部のプロジェクトはプレセールやコミュニティ、初期のオンチェーン活動が活発で、存在感を示している。
2026年に向けて注目すべきプレセールを3つ紹介する。
1. 買うべき新規暗号資産プレセールは?Bitcoin HyperとBTC系DeFi
Bitcoin Hyperは、Bitcoinのレイヤー2として、Optimism型ロールアップ、ZK証明(ゼロ知識証明)、Lightning Networkを参考にした決済レイヤーを組み合わせることを掲げている。さらに、同プロジェクトのプレセールはすでに2,750万ドル(約41億2,000万円)を突破している。

HYPERはブリッジ機構を採用し、BTCをロックしてラップドトークンを発行し、エコシステム内のdApps(分散型アプリケーション)で利用できるようにしている。これにより、DeFi(分散型金融)、ゲーム、トークン化された実世界資産といった領域でBitcoinの利用範囲を広げつつ、流通量を抑える効果も生まれるため、価格面で追い風となる可能性がある。
Flying high above Hyper City!
27M Raised!🔥 pic.twitter.com/eUX6M1uFfm
— Bitcoin Hyper (@BTC_Hyper2) November 13, 2025
現時点ではEthereum上で運用されており、ステーキングやガバナンスはHYPERトークンに紐づく構造だが、最終的にはBitcoinに高い処理能力を提供することが目標だ。プレセール価格は0.0133ドル(約2円)で、CoinGeckoによると参加者は97,000人を超え、調達額は2,750万ドルを上回る。早期購入者は79%のAPY(年利)でステーキング可能だが、報酬はプレセールが進むにつれて低下する仕組みだ。
2. Maxi Dogeは次のShiba InuまたはMOGとなるのか?
Maxi Doge(MAXI)は、Dogecoinのユーモアを受け継ぎつつ、現代的なEthereumプロジェクトのような実用性を取り入れ、ペット系ミームコイン市場の上位を狙っている。プレセールではすでに400万ドル(約6億円)以上を調達しており、トークン価格は0.000268ドル(約0.04円)となっている。プロジェクトはコメディ要素と戦略的インセンティブを組み合わせたアプローチをとっている。

総供給量の約4分の1はコミュニティ報酬と高レバレッジ取引プラットフォームとの提携に割り当てられており、これが投機とユーザー参加を促す仕組みになっている。さらに、トークン保有者は年利100%超のステーキング報酬を得られる設計だ。ミームコインの性質を持ちながらも、MAXIの構造は単なるジョークにとどまらない可能性を示している。
$4M RAISED. NEW ALPHA IN TOWN. pic.twitter.com/eKwjlFB8rI
— MaxiDoge (@MaxiDoge_) November 13, 2025
3. PEPENODE:ゲーミファイドされたPepeマイナー
PEPENODEは、Pepeエコシステムにマイニング要素とゲーム性を取り入れたプロジェクトだ。保有者は仮想の「マイナーノード」を稼働させることで報酬を得る仕組みで、リターンは年率668%に達するとされている。

また、ノード関連購入の70%にデフレ型バーン(焼却)を導入しており、供給を抑制するメカニズムが価格維持に働く構造となっている。トークン価格は0.0011ドル(約0.17円)で、CoinGeckoによるとすでに210万ドル(約3億1,500万円)を調達している。
まとめ
以上が注目のプレセール3つだ。現在の市場環境でBitcoinがこのまま下落するのかどうかは不透明だ。しかし、ZcashやMoneroといった高品質な暗号資産、そして各種プレセールは依然として強さを保っている。






