ビットコイン 今後は重要な分岐点を迎えている。BTCは清算総額4億ドル規模の下落圧力を受け、2023年以降維持されてきた8万1000ドルの長期サポート水準に接近した。
市場では、一時的に8万ドル付近まで下値を試した後、反発に転じる可能性が意識されている。
ビットコイン 今後の焦点は、このサポート帯が防衛されるかどうかに集まっている。
オンチェーンデータが示す8万1000ドルの重要性
Glassnodeのデータによると、ビットコインのトゥルー・マーケット・ミーン（実際の市場参加者が取得した平均取得価格）は8万1000ドル付近に位置している。
この水準は、直近3.6％下落し8万6000ドルを割り込んだ局面でも、強い支持線として機能している。
Bitcoin's True Market Mean—the average on-chain purchase price of Bitcoin held by active participants—stood near $81K as strong support during the last drawdown.
Bitcoin first broke above it in October 2023 and hasn't traded below since. pic.twitter.com/2Wz1EWPzIi
— Bitcoin News (@BitcoinNewsCom) December 15, 2025
暗号資産アナリストのDarkfostは、1BTC超の取引を行う「ホールコイナー」からバイナンス（Binance）への流入が、過去数年と比べ大きく減少している点を指摘した。
年間平均流入量は約6500BTCと、2018年以来の低水準となっている。
同氏は、これまでのサイクルでは価格上昇とともに流入が増加していたが、今回はビットコインが高値を更新する局面でも流入が一貫して減少していると説明した。
現物注文板では、8万5000ドルから8万ドルにかけて需要が集中しており、短期的な下押し圧力が続いている状況がうかがえる。
一方、アナリストのTed Pillowsは、8万1000ドルの防衛に成功すれば、9万2000～9万4000ドルの次のレジスタンス帯を試す展開が可能になると指摘した。
週足チャートに見るモメンタムの変化
週足チャートでは、ビットコインが心理的節目である10万ドルを維持できなかったことで、モメンタムの鈍化が明確になった。
価格は反転後、8万ドル台半ばで推移し、売り手主導で8万1000ドル付近へと押し下げられている。
RSI（相対力指数：買われ過ぎ・売られ過ぎを測る指標）は30台半ばまで低下し、弱気圧力の強まりを示している。ただし、この水準は下落モメンタムが減速しやすい領域にも近づいている。
8万1000ドルが維持されれば、短期的には9万～9万5000ドルへのリリーフラリーが想定される。
10万ドルへの本格回復には、強い出来高を伴って同水準を奪還する必要がある。
一方、週足終値で8万1000ドルを明確に下回った場合、最終的な強気構造の支持線である7万6000ドル付近が次の焦点となる。
この水準を割り込めば、より深い調整局面に入るリスクが高まる。
Pepenode：ビットコイン 今後を見据えたミーム系プロジェクト
ビットコイン 今後が再び10万ドルを突破し、上昇トレンドに戻った場合、ミームコイン市場にも再度資金が流入する可能性がある。
その中で注目されているのが、新興プロジェクトのPepenode（PEPENODE）だ。
Pepenodeは、厳しい市場環境の中でも230万ドル超を調達したプロジェクトで、専用ハードウェアを必要としないブラウザ型マイニングゲームを提供している。
ユーザーは仮想マイニング設備を構築・強化しながら、PEPENODEトークンを獲得する仕組みとなる。
同プロジェクトは、2023～2024年の強気相場で1000倍超の上昇を記録したPEPEの成長戦略を参考に設計された。
マイニング設備の需要拡大に伴い、トークン価格の上昇が期待されている。
プレセールへの参加は、公式PepenodeサイトでBest Walletなど対応ウォレットを接続することで可能となる。
価格は1トークン0.0011968ドルで、ETHやUSDTによる暗号資産決済に加え、カード決済にも対応している。
