ビットコインが2024年7月10日(水)に史上最高値を更新したことで、時価総額の小さいアルトコイン(通称「スモールキャップ」)への需要が急増している。
特に新たに登場したミームコインは、強気相場の熱気が高まる局面で大きなリターンを生み出す傾向がある。
その中でも、注目すべき新規仮想通貨プロジェクトのひとつであるBTC Bull(BTCBULL)は、7月10日に急騰を見せ、翌11日も強気の展開が期待されている。
7月8日の安値から320%以上上昇し、0.0055ドル(約0.86円)の史上最高値を記録。その後の健全な調整を経て、現在は重要なサポート水準に近づいており、リスクとリターンのバランスを重視する投資家にとって再参入の好機とされる。
著名アナリストによるBTC Bullの価格予測では、ビットコインが長期的な上昇トレンドを維持することを前提に、10倍から100倍のリターンの可能性が示されていた。
なぜBTC Bullはビットコインの「ベータ投資」なのか?
BTC Bullは、ビットコインの長期的な上昇と連動する設計を持つ、ユニークなミームコインである。
同プロジェクトは、「ビットコイン価格は今後も上昇を続ける」という前提に基づいて構築されており、短期目標15万ドル(約2,340万円)、中期目標25万ドル(約3,900万円)、長期目標100万ドル(約1億5,600万円)というターゲットが掲げられている。
また、BTC Bullのトークノミクス(トークン経済設計)では、ビットコイン価格が一定水準に到達するたびに保有者に報酬が発生する仕組みが組み込まれている。
具体的には、ビットコインが12万5,000ドル(約1,950万円)に達した時点で、トークン供給量の5%がバーン(焼却)され、その後も2万5,000ドル(約390万円)ごとの上昇ごとに同様のバーンが実施される。
さらに、ビットコインが25万ドルに到達した際には、大規模なBTCBULLエアドロップが予定されている。
中でも最も注目を集めているのは、「無料でビットコインが配布される」という仕組みである。ビットコインが15万ドルに達した際に、BTCBULL保有者へビットコインのエアドロップが実施され、その後も5万ドルごとの節目で追加の配布が行われる。配布量は保有量と保有期間に応じて決定される。
このように、BTC Bullはミームコインでありながら、ビットコインに対する長期的なコールオプション(買いポジション)を低コストで実現する手段として注目されている。

BTC Bull価格予測──今後どこまで上がるのか?
BTC Bullは、プレセールで800万ドル(約12億4,800万円)以上を調達した後、公開市場でも力強い動きを見せている。
上場直後の一時的な下落(いわゆるIEO後の調整)を経て、価格はJ字型の上昇パターンを形成。7月8日の安値から320%以上上昇し、最高値である0.0055ドルを記録した。

その後の価格推移は、エリオット波動理論における典型的なA-B-C調整パターンに沿った展開となっており、現在は最終のC波の段階にあるとされる。
加えて、チャート上の黄色の上昇サポートラインにも近づいており、ここが再び参入する好機になる可能性もある。
BTC Bullには、強気相場を支える複数の材料がある。
ビットコインと連動するテーマを持つミームコインとして、BTCが12万ドル台を目指す中で、BTCBULLも高ベータ型の連動銘柄として注目を集めている。
さらに、現在は分散型取引所(DEX)で取引可能だが、今後は大手中央集権型取引所(CEX)への上場も予定されており、それが相場の追い風になる可能性がある。
IEO前の時点で、著名アナリストたちはBTC Bullに対して「10倍」の上昇を見込む予測を出していた。現在の勢いを踏まえると、0.025ドル(約3.90円)への到達は現実的な目標とされており、これは現在価格から約680%、初期価格からは1,000%の上昇に相当する。
次に爆発的に成長する仮想通貨はBitcoin Hyperか?
BTC Bullの成功は、ビットコインと関連性のあるスモールキャップ・アルトコインが再び脚光を浴びていることを示している。
こうした中、投資家の間では、現在プレセール中のBitcoin Hyper(ビットコイン・ハイパー)への関心が高まっており、すでに230万ドル(約3億5,800万円)以上の資金を調達している。

Bitcoin Hyper(HYPER)は、ビットコインのネットワーク上に構築された新たなレイヤー2(スケーリング技術)で、ソラナ・バーチャル・マシン(SVM)、ゼロ知識ロールアップ、カノニカルブリッジといった最新技術を活用しながら、高速処理・スケーラビリティ・プログラマビリティを実現することを目指している。
このプロジェクトは、ビットコインが抱える「確定速度の遅さ」「手数料の高さ」「拡張性の欠如」といった課題を解決し、決済・ミーム・分散型金融(DeFi)など幅広い用途に対応可能な基盤を構築することを目指す。
すでに開発ネットワーク(dev net)は稼働しており、早期の実用化も期待されている。
レイヤー2銘柄は、時価総額で数十億ドル規模まで成長する例も多く、HYPERは「次の100倍銘柄」として注目を集めている。






