今100ドル(約15,200円)で購入すべき仮想通貨 おすすめ
暗号資産(仮想通貨)に全財産を投資するのは非常にリスクが高い。株式などの伝統的な資産と比べて価格変動が大きいためだ。 しかし、失ってもよい少額の資金であれば、将来性のある暗号資産に投資する価値はあるかもしれない。 たとえば、2013年にXRP LedgerのネイティブトークンであるXRPを0.005ドル(約0.76円)で100ドル(約15,200円)分購入していた場合、現在では約5万3,000ドル(約806万円)になっている。以下では、その価格が急騰した理由と、なぜ今も100ドル投資に値するトークンの1つとされるのかを見ていく。 なぜXRPの価格は急騰したのか ブロックチェーンを利用した送金を手がけるRipple Labs(リップル・ラボ)は、2012年に自社事業の基盤としてXRP Ledgerを立ち上げた。 同社は、従来の国際送金ネットワークであるSWIFT(国際銀行間通信協会)に比べ、より高速で低コストかつ安全な送金手段としてXRPを推進した。 リップルの創業者たちはその後、XRPトークンを発行し、上場前に1000億枚すべてを発行した。現在も約999億8,000万枚が存在するが、取引ごとに少額のXRPが手数料として焼却されるため、供給量は徐々に減少している。 同社は事業拡大の資金調達のため、多くのXRPを市場で売却した。これを受け、米証券取引委員会(SEC)は2020年にリップルを提訴し、未登録証券としてトークンを販売したと主張した。 この訴訟により、リップルは主要な送金顧客を失い、XRPは大手取引所から上場廃止となった。価格は2018年1月の最高値3.84ドル(約584円)から、2022年には0.31ドル(約47円)まで下落した。 さらに2022〜2023年の利上げ局面では、暗号資産市場全体が「クリプト・ウィンター(長期停滞)」に陥り、下落に拍車がかかった。 しかし2023年、地方裁判所は「一般投資家向けに販売されたXRPは証券ではない」と判断。一方で、機関投資家への販売分は証券と認定した。 リップルは1億2,500万ドル(約190億円)の罰金を支払うことで和解し、SECの当初要求額である20億ドル(約3,040億円)から大幅に軽減された。 2025年8月、この訴訟は最終的に終結し、大手取引所でXRPが再上場された。 その後、複数の資産運用会社が現物型XRP上場投資信託(ETF)を申請し、CBOE(シカゴ・オプション取引所)ではREX-Osprey XRP ETFが短期間で承認された。 さらにトランプ政権は、ビットコイン、イーサリアム、ソラナ、カルダノと並び、XRPを戦略的デジタル資産備蓄の一部に指定した。これらの要因と金利低下が重なり、XRPへの強気心理が再燃した。...
			
		    







						
						
						
				
				
				
				
				