ドージコイン 今後は、市場回復の兆しとともに注目対象となっている。10日の急落から約2週間が経過し、仮想通貨市場は「Uptober」への期待を再び強めている。
ミームコイン市場全体の時価総額は約550億ドル(約8兆6000億円)と依然高水準だが、他のアルトとは対照的に抑えられた値動きが続いた。ドージコイン(DOGE)の上昇は、動物系トークンの反撃開始とも言える。
ウォール街では、REX-Ospreyが世界初のスポット型ドージコインETF「DOJE ETF」を展開し、価格下支えの基盤づくりを進める。
この動きは、伝統金融勢の参入意欲が高まっているサインとみられる。
ドージコイン 今後は1ドル高値回帰の青写真
ドージコインは2013年に登場した世界初の純ミームコインで、決済や投げ銭で活用される独自ブロックチェーンを持つ。現在の時価総額は約290億ドル(約4兆5000億円)で市場9位に位置する。
10日の急落後、DOGEは0.205ドル(約32円)の抵抗突破を試行中で、このラインが上昇加速の起点になると考えられる。

0.205ドル突破で0.30ドル(約47円)到達の可能性が生まれ、0.50ドル(約79円)、さらには0.73ドル(約115円)の史上最高値更新も視界に入る。
X上のトレーダー「Chimp of the North」(フォロワー3万3700人)は、2026年前半に1ドル到達のパラボリック上昇を予測する。
Do you have the patience to wait for $1? 🐕$DOGE pic.twitter.com/Q5P0bSQF65
— Chimp of the North (@cryptochimpanz) October 23, 2025
DOJE ETFの存在によって資金流入が加速した場合、強気再燃のシナリオは十分成立する。
ただし、1ドルは現在価格の約5倍であり、より高リターンを追求する投資家は別の選択肢に目を向けている。
Maxi Dogeが台頭、リターン効率はDOGE超えか
ミームコインの多くは話題先行型だが、Maxi Doge(MAXI)は「ドージの強化版」を掲げて熱い支持を集める。
レバレッジ取引コラボや大会開催など、トレーダー向けの実用性を設計していることが特徴だ。

MAXIのプレセールは370万ドル(約5億8000万円)を突破し、400万ドル到達が目前に迫る。
暗号資産系YouTuber「Borch Crypto」(登録者約10万人)は、DEX上場後の100倍上昇を予測する。
投資家はプレセール段階で年利82%のステーキングに参加可能となり、コミュニティ型エコシステムの形成が見込まれる。
現在のMAXI価格は0.0002645ドル(約0.04円)で、次の価格引き上げは土曜日に予定されている。






