
ドージコイン 今後予測は8月に入り、静かな値動きを続ける一方で、大口投資家(クジラ)の動向が新たな懸念を呼んでいる。複数のオンチェーンデータは、クジラが着実にポジションを縮小していることを示し、売り圧力の高まりを警告している。
クジラの売却行動が示すリスク回避傾向
暗号資産分析プラットフォームSantimentのデータによると、2025年2月から8月にかけての供給分布は、ドージコインの大口保有者がリスク回避のために保有量を減らしていることを明確に示している。
特に1億〜10億枚以上を保有するクジラの動きは5月の高値0.248ドル(約36円)以降、下落基調が続いている。同様に1000万〜1億枚を持つ中規模クジラも変動を見せながら保有量を減らしている。
6月と7月にはクジラによる取引量が急増したが、8月に入ると大幅に減少し、供給分布の下落傾向と一致した。6月以降、100万ドル(約1億5000万円)を超える大口取引はわずか3件にとどまり、8月の取引は多くが10万〜25万ドル規模で推移している。
#Dogecoin whales have purchased 1.40 billion $DOGE over the past two weeks, worth around $280 million! pic.twitter.com/zswuyRpuLG
— Ali (@ali_charts) March 29, 2024
テクニカル分析が示す下落シナリオ
ドージコイン(DOGE)は現在0.21059ドル(約32円)で推移し、0.255ドル(約38円)の心理的レジスタンスから拒否された後、重要なサポート水準を試している。
6月から続く上昇トレンドラインのサポートが崩壊寸前であり、これが割れれば一段の下落が加速する可能性がある。RSIは45.44を示し、買いの勢いが弱まり中立から売られ過ぎの領域に近づいている。

下落した場合、0.1889〜0.16131ドル(約28〜24円)が次の主要サポート帯となり、現在値から16〜23%の下落余地がある。
Maxi Dogeが投資家の代替選択肢に
こうした中、一部の投資家は新しいミームコインに注目を移している。その中でも「Maxi Doge(MAXI)」は、プレセール開始から1か月以内で大きな話題を集めている。
Maxi Dogeはすでに155万ドル(約2億3000万円)以上を調達し、コミュニティの関心の高さを示した。現在のプレセール価格は0.000254ドル(約0.038円)で、ドージコイン初期投資家のような100倍リターンを狙う買いが集中している。
購入は公式サイトから可能で、Best Walletなどのウォレットを接続し、暗号資産またはカード決済で数秒以内に購入できる。
