ドージコイン 今後の価格予測を巡り、強気の兆しが浮上している。大口投資家(クジラ)が一晩で1億3800万DOGEを買い集め、市場では底打ち期待が広がっている。
過去1週間で価格は急落しているが、この局面での押し目買いは、いわゆるスマートマネーが反転を見込んでいる可能性を示す。
匿名トレーダーのタルティグレード氏はXで、現在の相場構造が一見弱気に見えながらも、実際には強気のセットアップであると分析している。
$Doge/weekly#Dogecoin has formed a lower wick below the Fibonacci -0.272 level and has now moved below the support line for a second test, just before a massive surge 🔥 pic.twitter.com/y4iEh60eLG
— Trader Tardigrade (@TATrader_Alan) December 18, 2025
10月のフラッシュクラッシュでは、0.109ドルから0.272フィボナッチ水準を示す長い下ヒゲが形成された。同水準は現在、0.15ドルの長期サポート割れを受け、再び試されている。
この形状は2024年の強気相場前とほぼ同一で、今回はより大きなスケールとなっている。歴史が繰り返されるなら、ドージコインは今サイクル最大の上昇を控えている可能性がある。
オンチェーン分析企業グラスノードのデータも、強気シナリオを裏付けている。現在、利益状態にあるDOGE流通量の割合は縮小傾向にある。
7日移動平均で見ると、利益を出している保有者数は過去の天井局面よりも少ない。これは調整局面や保ち合い相場でよく見られる特徴とされる。
ドージコイン 今後の価格分析:ブレイクアウトの可能性
タルティグレード氏の指摘するセットアップでは、約1年間形成されてきた下降三角形パターンが再び有効になる。0.15ドルの下抜けは、ダマシだった可能性が高い。

モメンタム指標もこの見方を支持している。RSI(相対力指数:買われ過ぎや売られ過ぎを測る指標)は下落局面でも強気ダイバージェンスを形成している。
MACD(移動平均収束拡散法)ではデッドクロスが確認されたが、売り圧力は弱まりつつあり、短期で解消される可能性がある。
重要な上抜け水準は0.18ドル付近で、0.22ドルが中期的なレジスタンスとして意識されている。この水準を明確に超えれば、本格的な上昇局面に入る。
三角持ち合いの上放れが実現した場合、過去高値である0.50ドル付近まで約310%の上昇余地がある。最大目標は1ドルで、約710%の上昇となる。
ただし、このシナリオは市場環境に左右される。2026年に米連邦準備制度理事会(FRB)が量的緩和(QE:資金供給を拡大する金融政策)へ転換するかが重要となる。
次の主役となるか、Maxi Doge
強気相場では、常にドージコイン系ミーム銘柄が主役を担ってきた。2021年はシバイヌ、2024年はフロキやボンク、ドッグウィフハット、ネイロが注目を集めた。

今サイクル最大の上昇がまだ訪れていないなら、次の「ドージ」が登場する余地も残されている。投機家の間ではMaxi Doge(MAXI)への関心が高まっている。
数値面でも熱狂は明らかだ。MAXIのプレセールは約435万ドル(約6億5000万円)を調達し、ステーキングでは最大71%の年利が提示されている。
過去にドージコインの上昇を逃した投資家にとって、Maxi Dogeは次のミームコイン急騰を狙う選択肢となる可能性がある。






