
Dogecoin(ドージコイン)の価格は過去1カ月で38%上昇し、過去24時間でも1%以上値上がりしており、4時24分(米東部時間)時点で0.2237ドル(約34円)を記録している。取引量は前日比5.8%増の20億ドル(約3,040億円)に達している。
Dogecoin価格は38%上昇も、ブレイクアウトは不発に
チャートはDOGE/USDTの3日足を示している。ミームコインであるDogecoinは、0.149ドル(約22円)付近の安値から、0.29ドル(約44円)の高値まで上昇した後、反落した。
50日単純移動平均線(SMA、0.18787ドル)は上昇傾向にあり、強いモメンタムを示している。一方で、200日SMA(0.18116ドル)も長期的なサポートラインとして機能している。ただし、チャート上に緑で囲まれた「フェイクアウト(だまし上げ)」ゾーンがあり、7月中旬に0.22431ドル(約34円)のレジスタンスラインを一時的に突破したものの、その後下落した。これは典型的な「ポンプ・アンド・ダンプ(価格操作)」の動きであり、今後の大きな展開の前兆と見られる。
相対力指数(RSI)は55.77で中立圏にあり、買われすぎの水準ではないため、上昇余地が残されている。
また、移動平均収束拡散手法(MACD)でもポジティブな兆候が見られ、MACDライン(青)がシグナルライン(オレンジ)を上回っており、さらなる上昇の可能性を示している。
チャート上のサポートラインである0.14ドル(約21円)は堅調に機能しており、直近では反発の矢印が複数確認できる。次のレジスタンスは0.234ドル(約36円)で、これを突破すれば、さらなる上昇が期待できる。
今後のDogecoin価格の見通し
Dogecoinは1カ月で38%の上昇を見せており、取引量の増加(5.8%)が続けば、今後1カ月以内に0.60ドル(約91円)へと向かう可能性がある。
ただし、途中で価格調整(コンソリデーション)が入る可能性もあり、その場合は一時的に0.18ドル(約27円)まで下落することも考えられる。これまでの傾向から、Dogecoinはコミュニティによる盛り上がりに強く、2025年の強気相場により、0.234ドルを明確に突破すれば第3四半期末までに50~70%の追加上昇もあり得る。
一方でリスクも存在する。200日SMAである0.181ドルを割り込んだ場合、特にビットコインが軟調であれば、弱気相場に転じる可能性がある。ただし、現在のチャートやインジケーターの状況からは、強気シナリオが優勢といえる。
今後30日間におけるDogecoinの目標価格は、0.55~0.60ドル(約83~91円)であり、ミームコイン市場が過熱すれば0.70ドル(約106円)も視野に入る。
Maxi Dogeプレセールで仮想通貨市場に熱気、ミームパワーが後押し
Dogecoinが最大16%の下落リスクを抱える中、投資家は新たなミームコインであるMaxi Doge Token(MAXI)へ資金を移している。
7月29日にローンチされたこのエネルギッシュなトークンは、プレセール開始から数時間で12万8,000ドル(約1,940万円)以上を調達し、勢いよくスタートを切った。
筋肉質な柴犬のマスコットと「Lift(鍛える)、Trade(取引する)、Repeat(繰り返す)」という雰囲気を前面に押し出すMaxi Dogeは、新たな仮想通貨ブームを探す投資家の注目を集めている。このプロジェクトは、単なるミームコインではなく、Dogecoinの遊び心にトレーダーの情熱を掛け合わせたコミュニティ主導型のムーブメントだ。
日常的な投資家が仮想通貨市場を生き抜くためのツールや戦略、そして団結力のあるコミュニティの提供を目指しており、「スーツとチャート」ではなく、「仲間意識とミーム、そしてクジラ級のリターン」を重視している。
MAXIが他のミームコインと異なる点はいくつかある。まず、プレセール中に最大年利1,847%のステーキング報酬を提供しており、早期購入者はトークン上場前に保有量を増やすことができる。
また、週次のトレードコンテストや「Max Ripped, Max Gains」といったチャレンジも予定されており、コミュニティの活性化を図っている。トークンの総供給量は150,240,000,000枚で、トークノミクス(トークン経済設計)は以下のとおり:プレセールに40%、Maxi Fundに25%、流動性に15%、開発に15%、ステーキング報酬に5%が配分されている。この構成は、成長・流動性・コミュニティ特典のバランスを重視している。
ユーモア、高リスク・高リターン志向、そしてコミュニティ重視の姿勢により、Maxi Dogeは注目されており、プレセールでの成功は2025年の仮想通貨市場でミームコインが支配的であることを反映している。
登録者数72.5万人超の人気YouTubeチャンネル「99Bitcoins」によれば、MAXIは上場後に100倍になる可能性があるという。
現在の販売価格は1トークンあたり0.00025ドル(約0.038円)であり、公式ウェブサイトからETH(イーサリアム)、BNB(バイナンスコイン)、USDT(テザー)、USDC(USDコイン)で購入できる。
次の価格上昇が始まるまで、あと約5日。市場の熱気に乗りたい方は、今のうちにMAXIをチェックしておくと良いだろう。
