暗号資産市場は年末を迎え、価格変動が再び活発化する兆しを見せている。
ビットコイン(BTC)は8万9000ドル(約133万5000円)突破を視野に入れ、次の節目である9万ドルが意識されている。また、イーサリアム(ETH)も3000ドル(約45万円)目前まで上昇している。
一方、アルトコイン市場は厳しい一年となり、最大で85%下落した銘柄も見られた。それでも直近1週間では、Canton、Zcash、Chilizがそれぞれ51%、19.1%、25.7%上昇し、回復の兆しを示している。
2026年に向けては、持続可能性を重視したGameFiが再評価される可能性がある。楽しさと環境配慮型設計を両立するプロジェクトが、次の成長軸になると見られている。
また、レイヤー2は進化を続け、高速かつ低コストな取引環境を提供することで、分散型金融(DeFi)やゲーム分野の拡張を後押しする。ミームコインも下落局面に耐性を示し、話題性とコミュニティの力で一定の価格水準を維持してきた。
こうした中、プレセール市場は堅調さを保ち、投資家は初期参入の機会を求め資金を投じている。2026年に向け、GameFi、レイヤー2、ミームコインの物語性を備えた銘柄が注目を集めている。
以下では、現在特に関心を集める三つの暗号資産プロジェクトを取り上げる。
PEPENODE(PEPENODE)
PEPENODEは、世界初の「マイン・トゥ・アーン」型ミームコイン兼Web3ゲームとして開発された。高価な採掘機材や電気代を必要とせず、仮想空間上でマイニング体験を再現する点が特徴だ。
プレイヤーはサーバールームを構築し、「Meme Node」を購入することで、PEPENODEやPEPE、FARTCOINなどを採掘する。この仕組みにより、従来の暗号資産マイニングをゲーム感覚で楽しめる設計となっている。
同プロジェクトはイーサリアムのプルーフ・オブ・ステーク(PoS:保有量に基づき検証者を決定する仕組み)上に構築されている。そのため、環境負荷を抑えつつ、ミームコイン特有の娯楽性を維持している。
トークンのプレセールではこれまでに240万ドル(約3億6000万円)超を調達し、価格は0.0012161ドル(約0.18円)で推移している。終了は約1週間後に予定され、その後は主要取引所での上場とオンチェーン型仮想マイニングゲームの公開が控える。
ステーキング利回りは年率541%と高水準で、持続性と収益性の両立を図っている。Borch Cryptoなどの分析者は、2026年に50倍成長の可能性があると指摘している。
Bitcoin Hyper(HYPER)
Bitcoin Hyperは、ソラナ仮想マシン(SVM)を活用したビットコイン初のレイヤー2構築を目指すプロジェクトだ。BTC取引の高速化と手数料削減を実現しつつ、ビットコインの高い安全性を維持する設計としている。
同レイヤー2上で行われるDeFi、ステーキング、ミームコイン、ゲーム関連の取引は、最終的にビットコインのレイヤー1で決済される。信頼不要型ブリッジ、ゼロ知識証明(ZK:取引内容を秘匿したまま正当性を証明する技術)も組み込まれている。
これにより、毎秒数千件の取引処理が可能となり、従来のボトルネック解消が期待されている。2025年に再燃したビットコインのスケーラビリティ問題に対する解決策として注目されている。
HYPERのプレセールは数カ月間で急成長し、調達額は間もなく3000万ドル(約45億円)に達する見通しだ。トークン価格は0.013505ドル(約2円)で、ステーキング年率39%も引き続き提供されている。
構想が実現すれば、Bitcoin HyperはBTC保有者に実用的な速度と柔軟性を提供する可能性がある。
Maxi Doge(MAXI)
Maxi Dogeは、より高リスク志向のトレーダー向けに設計されたミームコインとして登場した。筋骨隆々の柴犬をモチーフに、1000倍レバレッジ取引を象徴する世界観を前面に押し出している。
About to come smashing into the new year. pic.twitter.com/4syXSG8zg3
— MaxiDoge (@MaxiDoge_) December 22, 2025
プレセール開始から数カ月で430万ドル(約6億4500万円)を調達し、強い関心を集めている。コミュニティ主導のエンタメ要素を重視し、高リスク・高リターンの物語性を強調している。
実用性も考慮され、プレセール期間中は年率71%のステーキングが可能となっている。さらに、先物取引プラットフォームと連携した取引大会やROIランキングへの参加権も付与される。
現在のトークン価格は0.000276ドル(約0.04円)と低水準にあり、クジラ投資家の関心も確認されている。ミームコイン特有の拡散力を背景に、2026年のローンチ後に急騰する可能性があると見られている。






