
DOGEが0.30ドル(約45円)突破に迫るなか、CleanCoreは1億7,000万ドル(約257億円)を保有し、SECのETF期限が迫る。Gemini AIは年末までに0.5~1ドル(約76~152円)到達を予測し、さらにMaxi Dogeを次の有力ミームコイン候補に挙げている。
主なポイント
- DOGEは0.25ドル(約38円)前後で推移し、上昇三角形の形成が続く。抵抗を突破すれば0.30ドル(約45円)に向かう可能性がある。
- CleanCore Solutionsは7億1,000万DOGE(1億7,000万ドル超、約257億円)を保有し、MicroStrategyのビットコイン戦略を想起させる動き。
- トレーダーは10月17日のSECによるDOGE ETF審査を注視。Gemini AIは短期で0.31~0.34ドル(約47~52円)、年末に0.5~1ドル(約76~152円)到達の可能性を示唆。
- Gemini AIはMaxi Doge(MAXI)を「高リスク・高成長の後継銘柄」と評価。すでに286万ドル(約43億円)を調達しており、次の大規模仮想通貨ICOミームコインとして注目されている。
Dogecoin、再び注目の局面へ
Dogecoinは長期の横ばい相場を経て、上昇三角形の形状を保ちながら次の大きな動きを模索している。直近1週間で4%下落、24時間では1.55%の下落となったが、現在は0.25ドル付近で推移している。2月以降、同じ抵抗帯に抑えられてきたが、支持線は上昇を続けている。
テクニカル面では買い圧力が高まっている。MACDは5日前に強気シグナルを示したが、ボラティリティが縮小しているため、急変動の前触れと見られる。取引量は増加しているものの、2021年や2024年の盛り上がりには及ばない。0.25ドルを明確に突破すれば0.30ドル以上を狙える一方、再び跳ね返されれば0.24ドル割れのリスクもある。

今回の注目点は買い手の層だ。CleanCore Solutionsは7億1,000万DOGE(1億7,000万ドル超)を保有すると発表。さらに10億ドル(約1,510億円)規模のDOGE保有を計画しており、すでにその71%を1か月で達成している。これはMicroStrategyによるビットコイン保有戦略を想起させる。
デリバティブ市場でもDOGE先物の未決済建玉が24時間で4%増加し、43億3,000万ドル(約6,540億円)に達した。さらに、Nvidiaのジェンスン・フアンCEOが「イーロン・マスクのすべてに従いたい」と発言し、DOGEが1時間で2%反発する場面も見られた。加えて、わずか24時間で約1億ドル(約151億円)分のクジラ買いも確認されている。
10月17日のSECによるETF審査を前に、市場は憶測と機関投資家の関心が交錯する状況となっている。
Gemini、Dogecoinの強さと「新たな挑戦者」を予測
GeminiのAIモデルはオンチェーンデータ、SNS上のセンチメント、流動性フローを基に予測を行っている。同モデルは、ETF承認があればDOGEは短期的に0.31~0.34ドルに上昇するとし、12月までに0.5ドルに達し、年内に1ドルを突破する可能性を示している。
しかし、同モデルは新たな挑戦者としてMaxi Doge(MAXI)を指摘。急速なプレセール成長とコミュニティ拡大を背景に「第4四半期でDogecoinを上回る可能性のある高ボラティリティ銘柄」と評価した。SNSでの拡散力や流動性流入の速さ、ミーム性を武器に、MAXIは初期のDogecoinやPEPEに似た特徴を持つとされる。
Maxi Doge(MAXI)──1000倍を狙う“アルファ・ドージ”
もしDogecoinが「元祖ミームコイン」なら、Maxi Dogeはその進化形といえる。筋肉質でトレーディングに特化したキャラクターを前面に押し出し、2025年の競争的な市場環境に合わせた「アルファ・ドージ」として位置づけられている。
戦略面では、総供給量の25%をMAXIファンドや将来のパートナーシップに割り当てており、レバレッジ取引や先物プラットフォームとの連携も視野に入れている。これは「1000倍トレード」というコンセプトと一致する。
すでにプレセールでは286万ドル超を調達。トークン価格は0.0002615ドル(約0.039円)に上昇し、ローンチ以来120%の値上がりを記録している。段階が進むごとに価格は上昇しており、DOGEの次のラリーでミームセクターが再び盛り上がるとすれば、MAXIはその中心銘柄となる可能性がある。
公式サイトのプレセールページでは、トレーダーがなぜ「ドージファミリーのアルファ」と呼ぶのかを確認できる。
