注目のミームコイン：トレーダーがDogecoinの0.20ドル反発を予測
Dogecoin（DOGE）は過去30日間で35.5％上昇し、今年の損失の一部を取り戻している。現在の価格は1トークンあたり約0.22ドル（約3２円）で、直近24時間の取引量は21.3％減少した。 米連邦準備制度理事会（FRB）のFOMC会合を前に、市場は不安定な動きを見せている。FedWatchによると、アナリストの約97％が、FRBがフェデラルファンド金利を据え置くと予想している。ただし、パウエル議長の発言内容によっては、利下げの可能性を市場が織り込む動きも想定されている。数カ月前に比べてマクロ経済の不確実性は緩和されており、その点も注目されている。 ミームコイン市場全体は過去24時間で1.3％下落したが、Dogecoinの下落幅はわずか0.4％にとどまっている。ただし、その市場シェアは約50％から46％へとやや縮小した。これは、SolanaベースのBonk（BONK）やPudgy Penguins（PENGU）といったミームコインが、過去30日間でそれぞれ90％、154％の上昇を記録したことが背景にある。 https://twitter.com/TATrader_Alan/status/1950556758356984121 暗号資産トレーダーのTardigrade氏（SNS「X」のフォロワー数は約7万6,000人）は、DOGEにおける注目の価格水準として0.20ドル（約29円）を挙げている。同水準では複数のトレンドラインが交差しており、市場の反応が強く出やすいとされる。 Tardigrade氏は、4時間足チャートで3本の異なるトレンドラインが0.20ドルで交わる様子を共有している。これらのトレンドラインは過去にも3回以上反発の実績があり、反発の確度を高めていると分析されている。 短期的には、この水準を起点とした上昇により、DOGEは0.29ドル（約42円）付近まで上昇する可能性があり、最大で45％の上昇余地が見込まれている。 日足チャートも0.21～0.20ドル帯の重要性を裏付け Dogecoinの日足チャートでも、0.215～0.20ドルの価格帯（約31～29円）が過去2カ月半にわたり売り買いが交錯する重要な水準であることが確認されている。 Tardigrade氏が指摘するトレンドラインに加え、日足チャートには明確な水平サポートの存在も見られる。さらに、この価格帯は現在、200日指数平滑移動平均線（EMA）が位置する水準でもある。 したがって、この価格帯に再び接近した際には、価格の動きに注目が集まる。上抜けや下抜けのいずれかによっては、大きな価格変動につながる可能性がある。 相対力指数（RSI）は急落しており、14日移動平均線を下回っている。ここ最近の上昇によりRSIは84まで達しており（買われすぎ水準）、現在の調整局面は適切な一服とも言える。 DOGEは「ジェネシス（起源）」ミームコインとして依然高い人気を誇っており、そのポジティブな評価を活用して新たに登場した仮想通貨プレセールプロジェクトが「Maxi Doge（MAXI）」である。同トークンは、市場の現在の上昇基調を象徴する存在として注目されている。 Maxi Doge（MAXI）、初日に10万ドル調達間近 Maxi Doge（MAXI）は、強気相場でレバレッジ取引と強気感情が交錯した結果として誕生した仮想通貨だ。 このトークンは、暗号資産市場における強気なムードをトークン化したものであり、「赤いローソク足（下落）」は排除され、「損切り」は不要とする文化を掲げている。「上昇のみ」「ムーン（急騰）」をテーマにしている。 ...
